屑親( 父親 )に育てられた杉下恭子が語る

( 現在まで殆ど )性交渉の経験が無い私と

組長( 猫の小間使い・猫の使用人 )が   

出逢って32年間、入籍して25年間  

別居を続ける おかしな夫婦のお話。







※【誇り高き人間の屑・第2版】で  

     ご紹介していない記事と

   【誇り高き人間の屑・第2版】で  

     ご紹介した記事に修正を加えた分には  

     NEW の表示をしております  


※  組長兼猫の使用人(猫の小間使い) は  

     杉下家事情をブログにアップすることを  

     承諾しております  


※  恭子の秘密の小部屋 ➡︎ 杉下恭子の住居  

     米粒HOUSE ➡︎ 猫の小間使い兼猫の使用人の小屋   

( 米粒HOUSEの詳細と組長が猫専属になった理由は

    未来記事でご説明致します )





  笑いあり涙あり感動なしの

【誇り高き人間の屑】

  存分に堪能くださいませ。 




《誇り高き人間の屑》へ初めてお越し頂いた方へ

    コチラのブログからご覧頂けたらと存じます。








本日より
テーマ・
誇り高き
人間の屑、
再開しました。








   

  1976年•小学2年生•2学期





毎晩、屑親(父親)によって作り出される

地獄絵のような世界。

荒れた環境の詳細はコチラ





その世界、自宅で何の前触れなく

“ ソレ ” は起こった




いや、きっと何かしら

前兆・異変はあったはずだ。




杉下が幼い、若しくは鈍いゆえに

気付けなかったのだろう。




夜、確か、20時は過ぎていた。




玄関で背を丸めて立っている母親を

誰かが支えていたシーンが

“ ソレ ” の始まり、

杉下の記憶が再生するのはソコからだ。




母親の肩越しに見えたのは見知った顔

屑親(父親)の妹・なっちゃん。




『 え?なっちゃん?なぜココにいるの?

    お母さんは、なぜソコに立ってるの?』と

一気に不安が押し寄せた。




何が起こっているのか

想像すら出来なかった。




玄関を出ようとする母親となっちゃんに

何の迷いもなく付いて行こうとする杉下、

「 恭子ちゃんは家にいなさい!!」と

なっちゃんから厳しく言われた。




その発言に恐怖は感じなかったが

有無を言わせない力強さに立ちすくんだ。




聞き分けが良い子どもゆえ

駄々をこねることもなかった。
















                                       


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玄関に背を向けた杉下の視界に入ったモノは
廊下に広がる夥(オビタダ)しい血液だった。












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