文教委員会②〜指導要録の紛失が新たに発覚!!〜


昨年11月に文教委員会で報告された複数の区立学校における指導要録紛失事件で
年度末に、一斉点検を行ったところ

・高井戸こども園 30人分
・桃井第3小学校 2人分
・四宮小学校 1人分

の指導要録が紛失していたことが新たに判明し、報告がありました。

委員会での私からの質疑内容は書ききれないので、一部を抜粋して要旨をお伝えします。

倉本右矢印
高井戸こども園においては3月29日に紛失を把握していたものの、
区教育委員会に報告したのは2週間近く後の4月11日だったとの事。

指導要録の紛失という重大な事案を
なぜすぐに報告しなかったのか、その理由は?

右矢印子供園は年度末で忙しかったから、と言っている。
教育委員会としても子供園からの報告は遅かったと感じる。

倉本右矢印今後、重要な書類が誤廃棄されないための対策は?

右矢印昨年、他の学校での紛失が発覚した際に出された再発防止策(例:背表紙の表記方法を統一するなど)を徹底させていく。
また、指導要録については電子保管を検討する。

倉本右矢印
前回の文教委員会で馬橋小学校の前校長・現校長が指導要録の紛失を把握していながら
「指導要録はある」と虚偽の報告をしていたことを指摘した。
→こちらをご覧下さい
右矢印東京都からの決定待ち
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➡️「指導要録は法律が定める書類。前回の区の答弁のように
『指導要録が紛失しても、他の資料で代わりに確認できるから大丈夫』というような認識では、
あまりに軽んじられている。
それぞれの書類を適切に保管するのは当然のこと。対策を徹底するように」
と指摘しました。


特に高井戸こども園のように
「年度末で忙しかったから」という理由で、区民の個人情報を紛失したことへの報告を怠るなど
決してあってはなりません。

区の教育委員会と学校現場において
「コンプライアンス=法令遵守」
「個人情報の適切な管理」
(←本当は言うまでもない当たり前のことなのですが…)が徹底されるよう、改善を促し注視して参ります。