【私はフラットな社会を目指したいクローバー

〜 #倉本みか の思い〜


 現在、本会議が開会中気づき
 福祉作業所で作製された愛用のネックレスをつけて臨んだ3日の一般質問びっくりマーク

 コロナ感染症やワクチンの後遺症によって、中途障がいを負ってしまうケースもあり、障がい福祉は決して"他人事"ではありません。

 私は児童相談所に勤務していましたが、児相は障がいのある子ども達に #愛の手帳 を交付している機関でもあります。
 特別支援学校でボランティアをしていたこともあり、これまで出会ってきた子ども達のことを忘れたことはなく、
【誰もが安心して過ごせる温かく、障壁のないフラットな社会】をつくりたいと思ってきました。

 今回は当事者の方にもヒアリングにご協力いただき、当事者の方のお声に限りなく近い提言ができるよう直前まで調整しました。

1️⃣改正障害者差別解消法について
昨今、障がいのある方の施設利用についてニュースになったことがありました。
SNSで、当事者の方を傷つけるような書き込みが散見されたことは非常に悲しいことでした。
そのような中、4月に改正 #障害者差別解消法 が施行。
「合理的配慮の提供」が民間に広く義務化されました。

対応する側の負担が過重でない場合に、とされてはいますが
法人・個人を問わず、様々な場面で障がいのある方へ配慮を呼び掛けるものであるため
全ての人に知って頂くことが大切。

⭐区としてどのように周知していくのか?

区➡️ガイドブックを作成し配架するほかネット上でも周知。職員や当事者の方、関係団体に研修会を行う。 

2️⃣就労継続支援B型における工賃について
就労継続支援B型事業所(以下、B型福祉作業所)では調理やクリーニング、袋詰めや組立など作業やサービスの提供に従事するが、
そもそも単価の設定が低く
その平均工賃は都で16320円、杉並区で15435円と低い価格です。

⭐区としてB型福祉作業所における工賃に給付を上乗せして支給するなど、工賃の額を増やすことはできないか?

⭐また工賃は、基準で
「活動による利益から経費を除いたものを工賃とする」
とされているが、物価高で経費が増えており工賃に影響する可能性がある。経費へ補助を行うべきでは?

区➡️「事業所として活動の収入ー経費=工賃とする」と
基準にあるため、工賃となる前の計算の中で上乗せしたり、補助を足すことはできないと考える。
区としては優先調達や役所でのイベント販売により発注増加に努める。

👉倉本Point👉この回答によれば
工賃となる前の計算の中で上乗せしたり、補助を足すことはできないということですが、
「工賃」としては支給できなくても
「補助」や「助成」として工賃と別であれば支給できる余地があるということになります。

自立支援のために福祉作業所を利用していたとしても、クリーニングや調理、袋詰めや組立などの作業をすればそれは労働ではないでしょうか。

「今の仕組みはこういうもの…」と、多くの政治家ははなから疑問にも思わず異を唱えることもないのですが、私は変えた方がいいことはちゃんと言っていきたい。

「補助」や「助成」として工賃が補われ、少しでも労働の対価が増えるようにー。
引き続き、障がいのある方の福祉向上を求めて参ります。