詐欺といってもいい、「復興予算」が
わが府中市の再開発予算にも混じっているという、ことが
テレビで報道されました。
市民からいくつか問い合わせがありましたが、
私が先日書いたブログ、「復興増税の怪、府中市でも」（その１）
http://ameblo.jp/sugimurayasuyuki/entry-11391638386.html
とは別の内容です。
「その１」の内容は、復興増税の一環として市民税が増税されたが、
復興と言いながら、実態は被災地には金が回らず、府中の防災に使う、
というものでした。（防災に使われるかどうかも保証はありません）
似ていますが、テレビ報道のものとは違います。
テレビ報道によると、市は知らなかった、としているようですが、
それはおそらくほんとだと思います。
市議会もこれを知らず、再開発事業を推進してきています。
市議の中では早速、知らなかったんだからしょうがない、
国が悪いとの声が出てきていますが、それはその通りでしょう。
ただ、
「もし知ってたら、拒否していましたか？」
と聞きたい。
「その１・市民税増税」の場合、復興増税の一環だということ、
被災地にお金は回らないということ、を理解しながら
市民税増税条例を、市が提案し、市議会が賛成しています。
「その２・再開発予算」の場合でも、復興予算を含んでいると
たとえ知っていたとしても、疑問なく受け入れていたでしょう。
今や、復興予算の詐欺的いい加減さが明るみに出た以上、
そして、これからは復興予算は被災地以外に使わない、と
民主党政権が言っている以上、
府中市は、「その１・市民税増税」を撤回すべきだと
私は思います。
しかし、「知らなかったからしょうがない」
と言っている人たちが撤回に踏み切ることができるでしょうか、
注目です。