ボランティアは尊い行為だと思いますが、 無償労働は「デフレ圧力」にもなります。
五輪の開催経費は3兆円超。
仮に日給1万円を20日間、11万人に支給すれば、220億円分の雇用が創出されていました。
「ブラックボランティア問題」には日本の不公平が凝縮されており、徹底検証していきたいと思います。
やや話は変わりますが、私がテレビマン時代にプロデューサーを務めていた頃。
様々な分野で「ノーギャラでいいから使ってください」と営業してくる若手の多い時代でした。
当時の自分はクリエーターにも良かれと思い、彼らを抜擢したつもりでしたが、その判断がデフレに加担したという反省もあります。
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先週23日から、熱海では災害ボランティアの受け入れが始まっています。
私は「公共」が受け入れに携わるボランティアについては有償を原則とするように制度を変えていきたいと考えています。
いまは炎天下のなか厳しい作業に従事されてある皆さんに、ただ心より感謝を申し上げます。