新型コロナウィルス対策に従事されている医療機関の皆様、そして政府関係者の皆様に、心より感謝を申し上げます。
 
国会に議席を持たない総支部長として、今後、国会で議論してほしい点を整理しました。
まずは広報についてです。
 
(1) 政府広報のあり方について ~コロナウィルスの「正しい怖がり方」を周知する~
現状、政府広報があまりにも手薄です。
そのため、国民の多くが、実態以上にコロナウィルスを脅威と感じているのではないでしょうか。

 

いまこそ、テレビの各番組やYouTubeへ、コロナウィルスについて正しい知識を啓蒙する政府制作のCMを打つべきです。
手洗いの徹底を呼び掛けると共に、重症化しているのは高齢者などもともと体力の低下していた人達だけであると知らしめることが、
多くの国民の安心につながるはずです。
 
特に、最優先で周知すべきは、
●新型コロナでは「子どもが軽症」であること でしょう。

 

このことは、京都大学医学部非常勤講師の村中璃子氏が最新の論文をリンクする形で紹介されています。
村中氏のコメントから引用します。
<無症状や軽症が多いせいか確認されている子どもの患者数は非常に少なく、1歳以下の9例で入院した子どものうち人工呼吸器が必要だった症例はなし。しかも全員回復。>

 

論文は↓

https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2761659

 

 

国会では、政府広報のメッセージ内容と予算措置について大々的に議論するべきです。

※※※

(2) ~政府広報で、初期症状が出た場合の行動周知を徹底する~

 

ネット上での政府機関のコロナ対策についての発信は、
<探せばなんとか見つかる>といった状態です。
厚労省のHPからして複雑な作りで、肝心な情報を見つけづらい。
早急に対策が必要です。
 
感染の疑いがある場合など、どうしたらいいのか、なかなか知ることができないのはストレスフルですし、
国内での感染者を増やしてしまうことに繋がります。
 
すぐにHPを改善できないのなら、民間のポータブルサイトと提携するなどしてでも、早急に分かりやすい発信に努めるべきです。
 
最後に、私からは、もしもコロナウィルス関連で困ったこと、わからないことがあった場合には、
地元の保健所の電話番号を調べて、相談してみることをお薦めいたします。
 
 
 

杉村プロフィール

すぎむら慎治

 

★町工場を経営する職人の父の背中を見て育つ
★明治大学 政治経済学部 政治学科 卒業

★日本テレビの情報バラエティを制作
「国民クイズ 常識の時間」(司会:古舘伊知郎・爆笑問題)等を担当
★日本初のネットTV局「USEN-GyaO」の企画立案と番組制作をプロデュース
★政治の道を志し、石井一議員の事務所を叩く
クツ磨きとカバン持ちの書生生活を経て、私設秘書として仕える

★私設秘書、公設第二秘書、公設第一秘書として、多方面にわたり政治の事務方を担当する