国民民主党の代表選挙に向けて、両候補の政策を熟読しています。
本日は主に、津村氏の政策や経歴についてご紹介します。
「現状打破、選手交代」を掲げる津村氏は日本銀行の出身で、若手社員の頃、日銀総裁に直訴の手紙を書いた(!)ほどの熱血漢です。
金融政策の他にも科学技術政策に造詣が深く、内閣府政務官時代には国家戦略室を担当していました。
今回の代表選挙での論戦では、
玉木候補がツイッターで、
「高齢者就労を応援するため、
「高齢者雇用がブラック化するのでは」と指摘。
私自身、「極端に給料が安い人」が現れるとそのまわりの人の給料も下がる傾向がある(賃金には下方硬直性がある)と考えているので、
玉木候補の発言撤回に、ホッと胸をなで下ろしました。
こうした修正が素早くできることが、
両候補の、そして国民民主党の良さであると感じます。
最後に、津村候補の代表選挙中の発言録をご紹介します。
※※※
「国民民主党は今回、14日間で15か所を回り、12回の討論会を行っています。自民党と国民民主党だけが、全国での代表選挙を行っています。この二つの政党だけです。国民民主党は随一の政権担当能力を有する政党であり、その政党の選挙として誇りを感じています。自民党では60代の候補者がわずか3回の討論会しか行わないが、国民民主党は40代で、且つ政治家の家系ではない候補者が12回の討論を行います。政権批判にとどまらず、これからの日本について論戦を交わしていく。そのことに強い使命感と誇りを感じています。(8月30日 街頭演説@福岡)」
「国民民主党にはまだ知名度がないと感じました。多くの方に足を止めていただき、すがすがしい代表選挙にしたい。(8月24日 街頭討論会@金沢)」
「私の場合はプラス金利に見直す、玉木さんの場合はコドモノミクス、それを広げていくと大きな広がりになると思うんです。この選挙が終わってまで喧嘩すれば、これらの良いところがなくなってしまうので、共に頑張ることが我々の使命です。(8月30日 候補者討論会@長崎)」
「国民民主党はこういう議論をしているということが国民に見えてこなかったことが低迷の理由と考えています。今回、見解が違うとはいえ、これだけこの2週間で、両候補の主張が流れている。この発信は、国民民主党の未来志向が見えるという意味で素晴らしい発信だと思います。(8月30日 共同記者会見@福岡)」
「次世代の政策テーマを40代の自分だからこそ、ポスト安倍政権は国民民主党が担えると考えます。」(9月1日 街頭演説@名古屋)
「かみ合う議論もあった。しかし、0%に支持率がとどまっていることを受け止めるべきです。現状打破、選手交代をしないと未来はない。政策なし、地方議員なしでは、だれもついてきません。」(9月1日 街頭演説@名古屋)
「何でも反対する人もいるでしょう。我々は何でも反対することはありません。きちんと提案してまいります。安倍政権との対決が前提で、その中で、政策を提案するということをしていきます。今日の議論でも、わたしたちが主張しているのは、提案や解決策ばかりです。」(9月1日候補者討論会@名古屋/「何でも反対の野党でいいのか」、との問いに対し、)
「全力で立ち上がれるようにします。全力で立ち上がり、我々が中心の政権を作る覚悟を共有して帰りたいと思います。(9月1日 候補者討論会@名古屋 /統一地方選挙への支援体制を問われたのに対し、)
「本気の野党共闘で、野党の、日本の閉塞状況を打破する。それが、この選挙に名乗りを上げた最大の大義です。このままの延長線上に私たちの未来はない、日本政治の未来はない、それだけの危機案を持ち、自治体選挙で党勢拡大を実現し、野党の結束の力を大きく上げて、日本の政治を大きく回す歯車としたい。先頭に立って戦ってまいります。」(9月1日 街頭演説@名古屋)
津村啓介
現状打破、選手交代。
新しい顔ぶれで野党共闘を着実に進めます。
新しい経済政策として、
①マイナス金利政策の転換、②社会保障・税一体改革のバージョンアップ、③消費税軽減税率導入の見送りを提言。
また、新しい日本人のライフスタイルとして、④尊厳死(安楽死)の合法化、⑤選択的夫婦別姓、⑥不妊治療の保険適用拡大などを問題提起します。
リアルで具体的な政策提案で、野党一の政権担当能力を示します。
プロフィール
1971年岡山生れ46歳。当選6回。
東大卒業後、日本銀行勤務。オックスフォード大MBA取得。
内閣府政務官、党青年局長等を経て、現在予算委理事。WEF世界の若手リーダーに選出。
著書に「国会議員の仕事」。