先月31日、タイのタクシン元首相が来日し、私の政治の師である石井一元自治大臣と会談を行いました。

 

(石井一 出版記念パーティにて)

 

以下、産経新聞の3月31日配信の記事を引用いたします。

【来日中のタイのタクシン、妹のインラック両元首相が31日、都内のホテルで石井一・元自治相と会食した。(中略)タクシン氏は取材に対し、きょうだいが首相として両国関係の発展に尽くした実績を強調した上で、「タイは、人工知能(AI)やロボット工学など新しい経済分野で日本の投資や知識をまだ必要としている」とし、「自分は政治的な力はないが、(両国のために)できることは何でもしたい」と述べた。

 石井氏の新著「グリーンの上の政治家たち」(産経新聞出版)によれば、タクシン氏は2011年に来日しようとした際、日本側に実刑判決を理由に査証交付とプライベートジェットでの羽田着陸を拒否された。しかし、相談を受けた石井氏が身元保証人になり、タクシン氏の入国が可能になった。以来、両者の厚い親交が続いている。

 同書で石井氏は、1977年にダッカで起きたハイジャック事件で日本政府派遣団長を務めた際の秘話をはじめ、ゴルフを通じた数々のエピソードを紹介している。(岩田智雄)】