引き続き、今年の通常国会で民進党が反対した法案について説明を続けてまいります。
本日は、
●民法の一部を改正する法律案
●民法の一部を改正する法律民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案
を取り上げます。
今回改正の対象となった「民法の一部」は、「債権法」と呼ばれる部分です。
約120年ぶりの見直しとなり、改正項目は約200項目に及びます。
具体的には、連帯保証人についての考え方などで、政府案との大きな違いがあります。
俗に「どんなに親しい友人であっても、保証人にだけはなってはいけない」などと言いますが、借金の連帯保証人制度には、日本中で大変多くの不幸を生んでしまった歴史があります。
今回の政府案では、中小企業への融資などで第三者が保証人になる場合、
たしかに、この改正によって、だまし討ちのような形で保証人になる人は減ると思います。
しかし、保証人制度の怖さの本質は、親しい友人から頼まれたときに断りきれないことにあるはずです。
民進党の修正案は明確で、原則として第三者が保証人になることを法律で禁止するものです。
例外として、事業継承予定者など、強い結びつきがある場合に限り保証人になることができるようにする制度設計でした。
残念ながら、民進党の修正案は否決され、やむなく民進党は今回の改正に反対の立場を取りました。
念のために申し添えておくと、今回の民法改正を全面的に否定しているわけではなく、
住宅賃貸の敷金返還ルールの明確化や、インターネット事業者等の「約款」規定の創設（長文で細かい約款をほとんど読まずに取引した際のトラブル解消を求めるもの)など個別事案に反対したわけではありません。
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大宮駅にて、九州北部の豪雨被害救済のための募金活動を実施しました。
右から枝野幸男（前民進党幹事長）、杉村、大野元裕（民進党埼玉県連代表）
埼玉県さいたま市大宮区では、埼玉県議会の補欠選挙が実施中です。
西山こういち候補をよろしくお願いいたします！
杉村しんじ
民進党埼玉県第９区総支部長。
町工場を営む職人の家庭に生まれる。
明治大学政治経済学部を卒業。
テレビマンとして日本テレビの情報バラエティ番組を制作。
日本初のネットTV局「ＵＳＥＮ－ＧｙａＯ」の企画立案、番組製作にプロデューサーとして参加。
その後、国会議員秘書として政治の基礎を学ぶ。
政治信条は「日本に！飯の種をばらまく！！」
【民進党埼玉県第９区総支部】
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