細野豪志衆議院議員のネット番組「ほそのTV」のお手伝いをしてきました。

今回は対談形式で、ゲストにNPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹氏を迎えての放送となりました。
 
<NPO法人フローレンス>
 

子育て政策を中心に本音ベースでの対話が続き、全編非常にスリリングでしたが、
なかでも注目したのは、駒崎氏の「緊縮(政策)は人の命を奪うこともある」という言葉です。

私も、まったく同じ思いを共有しています。
私の政治信条である「日本に!飯の種をばらまきたい!!」とは、一言で言えば、国がしっかりと財政支出をすることで政治を変えていく、という主旨です。

 

(左から、駒崎弘樹氏、細野豪志衆議院議員、高山さとし元衆議院議員)


駒崎氏はさらに「教育は将来性に投資しているんだから、お金をしっかりと使うべき。
財源は、民進党が主張している『こども国債』でもいいし、小泉進次郎さんが主張している『こども保険』でもいい」と続けました。

 

補足すると、教育政策はもちろんのこと、
日本の子どもの数を増やすこと(出生率を上げること)は、最も効率の良い経済政策のひとつのはずなのです。

なぜなら、人は生活するだけで「消費」を行い、子どもの数が増えるというのは、国内で消費をする人が増えることに他ならないからです。

 

消費が増えれば、自然にGDPは増加します。
無論、国内の人口が減少傾向にあっても戦略的な財政政策によって経済成長を果たすことは出来ると考えますが、
わが国のようにGDPの6割を国内消費が占める国においては、長期的に子どもの数を増やすことは「経済的にも」急務でしょう。
 

対談では、教育無償化の制度設計についても言及され、
細野議員からは、生活保護家庭の子どもが大学に進学できるように制度改革をした際の裏話なども語られました。

また、与野党に人脈のある駒崎氏は、「私と小泉進次朗さんの一番の違いは、財政タカ派(緊縮的)かどうか。私は、反緊縮」とも明言されていて、非常に興味深く感じました。(この言葉が、冒頭で紹介した「緊縮は、人の命を奪う」という発言に繋がっていきます)
 
番組のアーカイブは、こちらからご覧いただけます。
民進党は、これからも教育無償化と「働き盛り世代」への支援を中心に、人への投資を進めてまいります。
 
私もその推進力となれるよう、引き続き勉強を続けて参りたいと思います。

 

 

 

杉村プロフィール
杉村しんじ

町工場を営む職人の家庭に生まれる。
明治大学政治経済学部を卒業。
テレビマンとして日本テレビの情報バラエティ番組を制作。
日本初のネットTV局「USEN-GyaO」の企画立案、番組製作にプロデューサーとして参加。
その後、国会議員秘書として政治の基礎を学ぶ。

政治信条は「日本に!飯の種をばらまく!!」