日米首脳会談が、2月11日(現地時間2月10日)、ワシントンにて行われます。
「現地時間2月10日」と聞くと分かりませんが、ワシントンと東京の時差は14時間ですので、
午前10時以降、日本時間では我が国の建国記念日にあたります。
麻生副総理も同行する予定とのことですから、建国記念日に総理・副総理が揃って訪米していることになります。
日米同盟の重要性、トランプ政権と早期に会談を行う意味については理解しますが、
3年前、歴代政権として初めて建国記念の日に合わせてメッセージを出した安倍総理の行動としては随分とチグハグな印象を受けます。
交渉相手が「建国記念日に日本を留守にしてまで、米国に来てくれた」と思うのか、
あるいは「建国記念日に祖国を留守にするような交渉相手」だと軽く見られてしまうか。
非常に気がかりですが、
「建国をしのび、国を愛する心を養う日」に訪米する以上、
国益をしっかりと主張し、成果を持って帰ってきてほしいと思います。