イギリスのEU離脱をきっかけに、安倍政権の年金運用方針に不安の声が上がり始めているのを感じます。
2014年10月31日、
安倍政権は、国民の年金の原資である年金積立金の「株への投資」を倍増させました。
この政策変更の認可を出した厚生労働大臣は、
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)改革の旗手などと呼ばれ、金融政策の手腕を買われ大臣に任命されたと言われています。
株は上がる時もあれば、下がる時もあります。
先日(6/25)のように、1日のうちに1200円以上の暴落があれば、
私が何より問題であると感じるのは、
本来、国民の健康を守り、労働環境を守る役目を負っている厚生労働省の大臣を、
「金融政策の手腕」によって選ぶという安倍総理の政治姿勢です。
この人事、この年金政策は、
株価を最優先し、株価に翻弄され、
実体経済や国民生活を顧みることのない安倍政権の象徴であるように思えます。
リスクの高い年金運用を改めさせ、
国民の健康と労働環境を守るという本来の政治の姿こそが正しい経済成長の道であると、
今後も訴えを続けて参ります。
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本日、武蔵藤沢駅にて政策パンフレットをお配りしていたところ、
二十歳の若者から、「頑張ってください」と声をかけられました。