東飯能駅にて、「分配と成長の両立」の理念について街頭演説を行いました。

私が繰り返し訴えた内容を、ボランティアスタッフが文字起こししてくれたものを掲載いたします。どうかご覧ください。

 

※※※

皆さん、政治や経済のニュースで当たり前のように使われているGDPという言葉、

一体どんな意味なのか、ご存じでしょうか。

 

GDP、これはGross Domestic Productの略語で、日本語で「国内総生産」を意味しています。

この国内総生産、国全体の「消費」と「投資」を足した額です。

つまり、消費が冷え込んでも、投資が冷え込んでも、GDPは下がっていくんです。

GDPが下がることは、すなわち国全体の景気が悪くなることと同じです。

これは皆さんよくご存じの通りです。

 

アベノミクスという経済政策のもと、株価は上がった、マンション価格は上がったと、政府与党は強調しています。

しかし、GDPはたびたびマイナス成長、つまり国内総生産が下がるという事態が発生しています。

これは異常なことなんです。

 

単純化して言えば、株や不動産は、「投資」の象徴といってもよいでしょう。

株価や不動産価格は上がった、ということは、投資は伸びています。

 

それでは、なぜGDPが下がっているのか。

消費が、それ以上に落ち込んでいるんです。

皆さん、これがアベノミクスの現実です。

 

投資をする人は儲かる。

しかし、普通の人、まじめに働く人は、財布のヒモを締めて、ずっと耐えている。

だから消費は下がる。GDPも下がる。

 

国全体にとっても、多くの国民にとっても、これは大きな損です。

ごく一部の人たちだけが得をしている、これがアベノミクスの正体なんです。

 

本来、国全体で生み出した利益は、国民全体が得をするような形で使うべきです。

当たり前の話です。

 

子育て世代を支援して、子供の数が増えれば、それだけで、人は消費をして、経済にも良い影響があるんです。

これが社会保障の、国の、役目なんです。

社会保障とは、経済政策であり、だから「人への投資」と呼ばれるんです。

公正な分配を実現してこそ、国全体の経済成長は、加速していくんです。

 

皆さん、岡田克也代表は、「分配と成長」という言葉の使い方をしています。

今度、よく聞いてみてください。

 

必ず、「分配」という言葉が先にきます。

神は細部に宿るといいます。

分配が先で、成長が後なんです。

成長が先では、アベノミクスのように失敗してしまうんです。

 

公正な分配がしたい、政府の役割は、公正な分配をすることだ、

これが「日本に!飯の種をばらまきたい!!」ということです。

一億総中流社会、日本全体、国民ひとりひとりが豊かだった時代を、再び作っていきましょう!

 

ご清聴、ありがとうございました。

 

 
 

杉村プロフィール
杉村しんじ

民進党埼玉県第9区総支部長。
町工場を営む職人の家庭に生まれる。
明治大学政治経済学部を卒業。
テレビマンとして日本テレビの情報バラエティ番組を制作。
日本初のネットTV局「USEN-GyaO」の企画立案、番組製作にプロデューサーとして参加。
その後、国会議員秘書として政治の基礎を学ぶ。

政治信条は「日本に!飯の種をばらまく!!」

 


【民進党埼玉県第9区総支部】
埼玉県入間市豊岡2-8-3
TEL 04-2941-6155
FAX 04-2633-0936

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