昨日、京都動物愛護センターで
「夏休み親子ワンニャン教室
〜命輝くこどもMIRAIプロジェクトin京都」が開催され、
名誉センター長として講演とワークショップをおこないました
その模様はEvaのFacebookよりご覧ください。
https://www.facebook.com/everyanimal.eva/
講演のあとのワークショップでは、子どもたちから、
大人も驚くほどの鋭く深い意見が出てくることがあります。
とても印象に残った意見を少しご紹介します。
ワークショップの際、小学生の男子から発せられたのは、
「飼わないことも動物愛護ですよね?」と、少し遠慮がちに質問をしてくれました。
「すごく深い意見やね〜 その意見を模造紙に書いてみて」
私が言うと、彼は自信に溢れた笑顔で模造紙にそのことを書いてくれました。
また、「ペットショップで買うのではなく、保護された子を施設から迎えるほうがいい」
という意見はいくつも飛び出します。
講演では、けしてペットショップの存在の賛否については私からは話しません。
子どもたちは、殺処分の問題をはじめとした、動物たちの置かれている現状を知ると、
自然にそう思うようです。
このことは、これから大人になっていく子どもたちにとって、とても重要なことだと思います。
動物との関わり方を学ぶだけでなく、この社会に当然のように存在しているものに対して、
疑問を持ったり、考えたりすることは、人が成長や成熟をしていくうえで、とても大切なことだと感じています。
終了してから、とても嬉しい親御さんからの言葉をいただきました。
今日の講演を聞いて、京都動物愛護センターから犬か猫を迎えようと決断されたそうです。
また、別の親御さんは、私の発信がきっかけで、すでにセンターから犬を迎えてくださっていました。
お写真も拝見しましたが、とても可愛がってくださっている様子がわかり、
センターのドッグランにもよく遊びに来られているそうです。
動物愛護の普及と啓発を目的に活動している私たちEvaにとって、
こういうお話しを聞かせて頂いた時は、本当に嬉しいものです。
地道な活動ではありますが、継続することで、この普及啓発 という種まきが、
いつの日か動物福祉の変革という開花の日を迎えることを信じて、頑張っていきたいと思います。
夏休みの貴重なお時間を、センターに来てくださった皆さん、どうもありがとうございました(^ ^)
子どもたちがワークショップで書いてくれた模造紙は、
一定期間センター内に掲示されますので、機会ある方は是非ご覧ください