東日本大震災から4年~震災で消えた小さな命展 | 杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ Powered by Ameba

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東日本大震災から間もなく4年…。

被災地から来た花子が昨年天国に旅立ち、

月子、マイケル、花子たちの

当時の傷ついた彼らの姿や

里親さんに迎えていただいた猫たちの姿を思い出し

この4年の時の流れに、
なんとも感慨深い思いが込み上げてきます。


被災地のために何ができるのか…

微力ではあるけれど
私にできることを模索してまいりました。


今も厳しい状況が続く被災地に、
本当の平和はいつ訪れるのか…。


飼い主さんと対面できた犬や猫も
飼い主さんの生活の再建ができないかぎり
今も離ればなれのままなのです。


あれから4年が経ちましたが

人間より短い一生を送る犬や猫にとっての4年は、
どんなに長い年月でしょう。


東日本大震災はまだ終わっていません。

長い長い被災地復興の道のりの中で

これからも自分のできることを探して、
関わっていけたらと思います。


さて、そんな被災地の人々や動物たちのために、

震災で亡くなった動物たちの肖像画を描き、

命展の全国巡回が終わると、
飼い主さんには我が子の魂の宿った絵をお迎えに来ていただくという

そんな『震災で消えた小さな命展』のパート3が

3月6日より宮城県石巻市からスタートしました。








主催者の絵本作家のうささんは、
日本中の人々が、また世界中の人々が、

ペット防災やペットとの同伴避難について考えてもらえるようにと、

そのことも同時に伝えたいとおっしゃっています。

小さな命の尊さを通して、

私たちに大きなメッセージを伝えてくれる
『震災で消えた小さな命展3』。


連日、絵の中に描かれた天国にいる動物たちに

飼い主さんたちが会いに来られているそうです。


「やっと会えたね~」と涙を流しながら、
何度も何度もおっしゃっていた飼い主さんもおられるそうです。


過酷な状況の中でペットを亡くされた悲しみは、
通常の別れより、
はるかに深い傷痕を心に残しました。


しかし、この絵に宿った動物たちの魂が、
心の傷を少しずつ癒してくれると信じています。


大震災で大切な人を失い、家も失った人々の中で、

ペットを失った悲しみを口にすることは不謹慎であるような気がして遠慮され

悲しみを心の奥に閉じ込めてこられた被災者の方も多いのです。


この会場では、
誰に遠慮することもありません。

そんな飼い主さんの傷みに、
ずっと寄り添ってきたうささん。


今回のパート3では、
震災で亡くなった動物たちだけでなく

それ以外の子たちの絵も展示されています。

実は今回、
私が見送った私の家族の絵も描いていただきました。


4月に東京の俳優座でEva主催でチャリティーイベントを行いますが、

『震災で消えた小さな命展3』も同会場で開催されます。


私はその時に、
我が子たちに初対面することになります。

今からとても楽しみです。
被災地の飼い主さんたちがおっしゃいます、
もうすぐ会えるという感覚が、
とてもよくわかります。


皆さんも是非、『震災で消えた小さな命展3』へ、
動物たちの魂に会いに来てください!


東日本大震災で失われたすべての命の魂が、
安らかでありますように心よりお祈りしています。


震災で消えた小さな命展オフィシャルサイト
http://chiisanainochi.com/pub025/index.html

震災で消えた小さな命展ブログ
http://chii-ten.blogspot.jp/
















わんわん公益財団法人 動物環境・福祉協会 Evaにゃー