昨年１０月、福島県いわき市が主催の
動物愛護フェスタにお招きいただき
講演に行ってまいりました
ディスカッションも行われました。
実行委員長の新家さん
いわき市生活衛生課 赤津さん
福島県獣医師会いわき支部の小堺先生
いわき市「犬猫を捨てない」会の遠藤さん
いわき市での講演は、
一昨年に引き続き今回で二度目となりました。
最後はじゃんけん大会という楽しい企画も！
今回は別の用事もあり、講演の後
いわき市ペット保護センターに
寄ることは予定していなかったのですが
どうしても寄りたくなり、
時間を調整して急きょ伺うことになりました。
東日本大震災のあと設置されたセンターは
昨年より整備され
犬たちが過ごしやすい環境になっていました。
寝たきりのワンちゃんも、
とても手厚くお世話されています。
自らも被災者であり
大変なはずであるスタッフの方々の
明るく献身的なお世話に頭が下がります。
室内には小型犬たちも
本当に可愛い猫たちも保護されています。
そんな中、本当に運命的な出会いがありました
猫のどらちゃんです
どらちゃんは、
ガリガリに痩せて外でさ迷っているところを保護されたそうです。
いわき市の本所のほうに収容されていたどらちゃんは
飼い主からの迎えもなく、
譲渡の可能性も低く、
殺処分の候補でしたが
本当に可愛い魅力的な性格の子であることから
職員の方々もなんとか助けたいという思いがあり
こちらの仮設のセンターに移ってきました。
復興住宅に入居されるこちらのスタッフの方が
不思議な魅力で皆に愛される
どらちゃんの里親になろうとされましたが
いろいろな条件があるため
住宅側の許可が下りませんでした。
どらちゃんを里子に迎えることを断念されてすぐ
私がすごいタイミングでセンターを訪ね、
どらちゃんに魅了されてしまったわけです。
そして私は、
どらちゃんを家族に迎えることを決めました
そして、どらちゃんを迎える準備を整え
約１ヶ月後、
再びいわき市へどらちゃんを迎えに行きました。
どらちゃんがうちに来て、
約１ヶ月半くらいになりますが
犬たちとも仲良く、猫たちとも平和に
まるで先住猫のように堂々とゆったり
幸せに暮らしています
かなりひどい口内炎があり、
腎臓も悪いのですが
口内炎はずいぶんマシになり、とても元気です。
腎臓は手作り食と
腎臓ケアのフードを併用しながら与えていますが
食欲も旺盛で、とても食いしん坊です
どらちゃんの愛称で皆に可愛がられてきたので、
名前は変えていません
現在どらは京都の家で幸せに暮らしています
そして、夜はベッドで私の腕枕で寝ています
チワワのでんじろうと並んで、
私にピタリとくっついて眠っている姿は、本当に可愛いです
新たな家族を迎え、
今年もいっそう頑張っていきたいと思います
皆さん、本年もどうぞよろしくお願い致します
皆さんにとっても素晴らしい一年でありますよう
一般財団法人 動物環境・福祉協会 Eva