犬の大量死・遺棄事件について | 杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ Powered by Ameba

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多発する犬の大量死・遺棄事件に

多くの方々が心を痛め、
またニュースをご覧になって驚かれたことと思います。

私のブログにも度々、
この事件についてコメントが寄せられており、
拝見しております。

動物たちを取り巻く問題をよくご存知の方々は

なぜ、このようなことが連続的に多発したのかお分かりだと思いますが、

Evaの理事長として、
改めてこの事件と問題についてお話しさせていただきます。

昨年9月に施行された改正動物愛護法により

行政は、ペット業者からの
犬や猫の引き取り依頼を拒否できるようになりました。

この改正動物愛護法が施行されることにより、
いずれ犬の大量遺棄事件が多発するであろことは

業者のモラルなきビジネスの実態を知っている私たちにとっては

想定内のことでした。

改正前は、業者が処分する犬たちの受け皿となっていたのが行政です。

しかし、その受け皿を失った業者が
自ら、処分・遺棄しはじめたのです。

急激にペット業者のやり方が悪化したわけでもなんでもありません。

以前より、このような非人道的なビジネスの犠牲になっていた
犬や猫たちは変わらずいたわけです。

改正動物愛護法により、ようやく問題が顕在化し、

世間が業者の悪の所業を知ることになりました。

そして、この問題に注目が集まったのです。

これを機に、さらにこの問題を世に知らしめ、

犬や猫、ペットと言われる動物たちの命を救うための

大きな一歩を、今こそ踏み出さなければなりません!

今までこの問題に興味を示さなかったメディアや記者も

さすがに目を向けはじめました。

業者の実態を知らなかった記者も
これを深刻な社会問題と認識しはじめています。

私たちは、今こそ大きな声で

「悪徳繁殖場(パピーミル)の撲滅!」

「生体展示販売で命を買わない!」

このことを強く訴えていかなければなりません。

子犬や子猫の販売が、悪徳繁殖業者の温床となっていることを

知ってもらわなければなりません。


生体展示販売を促進している企業が動物病院を作り

老犬ホームを作り

ペットの立派な施設を作ろうが

それはあくまでも、ビジネスであると同時に

生体展示販売を正当化する演出に過ぎません。

もちろん、生体販売をやめ、

他のペットビジネスに力を注がれるなら
何ら問題はなく、

ペットや飼い主にとってサポートとなるビジネスなら
みんな歓迎することでしょう。


当協会Evaでも、現在、具体的に、どのようなことを

環境省をはじめとした機関に訴えていくことが、

より現実的で実効性が高いのか

慎重に検討しております。

やり方や訴え方を間違えると、
ペットの命を犠牲にして利益を上げている抵抗勢力が大きいため、

今まで同様、太刀打ちできず終わってしまうことが懸念されます。


本来なら、現在ある改正動物愛護法で義務づけられている事項が

適切に業者で守られていれば、自然とビジネスが困難になり

悪徳業者は廃業せざるを得ないはず。

しかし、このような事件が多発するということは、

行政が改正動物愛護法に従って管理できていない、ということなわけです。

どうしてこのようなことになるのか…

行政の業務が遂行されていないということは、

一つには、
行政の構造自体に問題があるのではないでしょうか。


皆さん、私たちの声で

意味のない無駄な殺生をしない

命を尊ぶ

モラルある社会へと変えていきましょう!


今こそ私たちの力と知恵を合わせるときです。

共にこの問題に立ち向かいましょう!


各政党の議員の方々を巻き込み、訴えてまいりましょう。

選挙が終わるまで
しはらく待ちましょう。

Evaでもアクションを検討いたします。


▼▼関連記事▼▼

http://mainichi.jp/select/news/20141108k0000e040229000c.html

http://www.47news.jp/47topics/e/259329.php







わんわん一般財団法人 動物環境・福祉協会 Evaにゃー