大阪経済大学にて | 杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ Powered by Ameba

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9月22日
大阪経済大学のゼミにて、

弁護士の細川敦史先生と
動物愛護に関する問題について

ディスカッションさせていただきました。








最初に学生による研究の発表がありました。

その中で大変印象に残ったのは

犬や猫と暮らすにあたり
年間にかかる費用が調査されたデータの発表でした。

犬は33万円
猫は17万円
というものですが

もちろん、これはあくまでも平均的というか、
最低でも、ということなのだと思います。

病院にどれくらい費用を要するかは
個体差のあることだと思いますし

また犬種によっても異なるでしょう。

しかし、こうやって改めて数字を見ると
当たり前ですが本当にお金がかかるわけで

これからペットを迎える方々には、
知っていただきたい内容でした。


そして、弁護士の細川先生は、
このようにおっしゃっています。





ペットを物として法律で扱うなら
せめて物としてしっかり管理する必要がある。

車などは、登録や免許の更新や車検や税金などがあり、
所有者責任が明確だ。

所有者もしっかり特定できる。

しかし、ペットに関しては、
登録している人もいればしていない人さえいます。

というお話でした。

確かに、遺棄される犬や猫たちは、
マイクチップの登録は絶対にされておらず

所有者不明であり、
法律で定められている狂犬病予防接種も
していない場合があります。

物としての管理さえできていないのが現状です。


法律が物として定めるかぎり、
所有者への責任を徹底的に追及したものへ改正し、
完璧な管理を目指していくのか、

それとも、命として根底からその扱いを変えていくのか

どちらが動物たちを守るにあたり
より現実的で実効性のあるものなのか
難しいところです。





とにかく、若い方々に、
動物たちの問題を考えてもらうことは、
とても意義あることだと思いました。













わんわん一般財団法人 動物環境・福祉協会 Evaにゃー