胸がじーんと熱くなった幸せな犬生のスタート! | 杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ Powered by Ameba

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先日、保護施設で長年暮らしていた

ハッピーちゃんが
新たな犬生のスタートをきりましたビックリマーク

ある里親会で、
結局里親さんが決まらず

里親会の間、
ずっと大人しくお利口にしていたハッピーちゃんの姿が

私にはしょんぼりとして見えて

その健気な姿が頭から離れず
ずっとずっと気がかりでした。

何かある度、
誰かと出会う度、

「運命の人はこの方かしら?」と、

なんとかご縁を繋ぎたいと、
アンテナを張っていました。


そんなある日、
昨年知り合ったご家族の

亡くなったワンちゃんのお話しをお聞きする機会がありました。

時は流れても今も変わりなく
亡くなったワンちゃんへの愛情あふれるお気持ちを聞いて

ハッピーちゃんのことを聞いてみよう、
と思ったのです。

そして、ハッピーちゃんの生い立ちをお話し、
写真を見ていただきました。

驚くほどのスピードで
「ぜひ迎えたい!」
と言ってくださり、

私が「本当にいいのかしら」と思ったほどでした。


しかし、この話しには紆余曲折が……


そんな最中、
友人のご両親が里親候補として上がり

高齢なご夫妻ではあるけど
高齢なハッピーちゃんなら大丈夫かな、
ということと

ご夫妻のお宅が、
私の京都の家の近くであるから

サポートもできるから安心ということもあり、
ご夫妻にお願いすることになりました。

何よりも、以前亡くされた愛犬が、
同じ名前のハッピーちゃんだったことから

「運命の赤い糸?」と思った私は

最初のご家族には、
お話しを白紙に戻していただいたのです。


しかし、いよいよ譲渡ということになり、


最終的な健康診断になったとき、
ハッピーちゃんの脾臓に問題があったことがわかったのです。

そして手術となり
もちろん、譲渡は延期になりました。

里親になる気持ちにお変わりがないか

確認しなくてはなりません。


結局、ご高齢のご夫妻は、
中型犬であるハッピーちゃんのこれからを思うと

高齢の自分たちに
介護までできるかを
改めて検討され

里親になることを断念されました。

そして、一度お断りを入れたご家族に、
申し訳ない気持ちでいっぱいだった私ですが

事情をお話したところ
「喜んで迎えます!」
と、またまた即答で、

本当に感謝の思いでいっぱいになりました。

そのご家族のお宅は神戸にあります。


譲渡までの流れは、
保護施設から私の東京の自宅で一旦預かり、

私が次に京都へ戻るとき、
ハッピーちゃんも京都に移動することになりました。


そして、京都の私の自宅でさらに数日を過ごし、

休日にハッピーちゃんを連れて神戸に伺う段取りとなりました。


ハッピーちゃんはとても性格が穏やかでお利口で

我が家の東京のにゃんこたちとも

京都のにゃんズ&ワンズとも

とても仲良く
トータル1週間近くを過ごしてくれました。

うちのコたちも
ハッピーちゃんを温かく迎えてくれましたニコニコ


写真は、ハッピーちゃんと二人で
東京から京都に移動するときですビックリマーク









新幹線の中でも
とてもお利口なハッピーちゃんでした。


京都では、うちのワンズと一緒に
御所の周りの御苑でお散歩しましたビックリマーク








あくまでも推定年齢ですが

高齢とは思えないハッピーちゃんのアクティブさに驚きながら

里親さんが、ご高齢のご夫妻でなく、
逆によかったかもしれないと思いました。


一週間一緒にいると
ハッピーちゃんのことをずいぶん把握できました。

神戸に連れて伺うとき、
ハッピーちゃんが気に入ってくれた

私の手作りササミジャキーをたくさんお土産にして

私が感じたハッピーちゃんのこともお伝えし、

保護施設の方からのご伝言や書類をお渡しして

正式に譲渡が終了ビックリマーク

私の任務も無事終えました。

神戸の閑静な高級住宅街の素敵な一軒家で
とても美人な優しい娘さんに愛されながら

愛情溢れるご家族と
その名のとおり、
ハッピーちゃんは今、
幸せに暮らしていますキラキラキラキラ

ハッピーちゃんにとって初めての家庭での生活です。

私が神戸の里親さんのお宅を後にするとき、
ハッピーちゃんの手が伸びてきて私を呼びました。

その差し出された手はまるで
「ありがとう、幸せになるねわんわん
と言っているように感じて

胸がじーんと熱くなりましたしょぼん

私はハッピーちゃんを力いっぱい抱きしめて
「よかったね、もう大丈夫、幸せになってね」と、
お別れを言いました。


こうやって、ある程度うちに滞在してから
里親さんの元へ送り出すという

一週間はとても短めですが、
これが、私の若き時代の活動の原点でした。

寂しさと幸せの入り交じった感情を
なつかしく思い出しました。


全国各地で
預かりボランティアという地道な活動で支えてくださっている方々の

大きな影の功労に
感謝とともに敬意を感じます。

そして、長くハッピーちゃんを大切に守ってこられた

保護施設の皆様の活動の尊さを改めて感じます。


ハッピーちゃんはどうやら
神戸のご家族と、
運命の赤い糸でつながっていたようです得意げ


縁で結ばれるのは、人と人だけでなく、
人と動物も同じです。

いろんな事情によって、
また想定外の出来事によって

どうやっても出会うように導かれていくと感じます。

私たちボランティアは、
その運命の赤い糸を手繰りよせる、

そんなお手伝いをしているのかもしれません得意げ






わんわん一般財団法人 動物環境・福祉協会 Evaにゃー