東日本大震災で犠牲となった動物と人との絆を描き、命の大切さを伝える物語絵本『ぼくは 海になった』 | 杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ Powered by Ameba

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「震災で消えた小さな命展」の主催者である
絵本作家のうささんの新刊絵本

『ぼくは 海になった』








この絵本は、うささんが続けている
「震災で消えた小さな命展」の活動のなかで、
知り合った被災者の家族の実話をもとに創られた物語です。


東日本大震災の津波で、
ミニチュアダックスフントのチョビちゃんは、

飼い主のたえさんのお母さんとともに、
津波で流されてしまいます。

海の上で目を覚ましたチョビちゃんは、
お母さんの居所を知らせようと、陸に向かいます。

たえさんに出会えたチョビちゃんでしたが、
たえさんは気づいてくれません。

実は、チョビちゃんはもう
この世の存在ではなくなっていたのでした。

お母さんとチョビちゃんを探すたえさんは、
見えない存在のチョビちゃんに導かれるようにして、
お母さんとの悲しい再会を果たします。

見えなくても、「いつもそばにいるよ」と、
チョビちゃんは思うのでした。

この絵本を新幹線の中で読みました。

チョビちゃんのたえさんやお母さんを思う健気な心に

人目もはばからず、涙が溢れました。

そして、その深い絆に心が温かくなりました。

私は、魂は永遠であると信じています。

たとえこの世でお別れすることになっても

魂と魂は、時空を超えて、
つながっているのだと感じます。

「ぼくは 海になった」は、
悲しくて、優しくて、温かくて、
そんな愛に溢れた絵本です。

すべての学校に置いてほしいと思いました。

震災で消えた小さな命展
http://chiisanainochi.com/00-01_toppage.html

株式会社くもん出版
https://www.kumonshuppan.com/




わんわん一般財団法人 動物環境・福祉協会 Evaにゃー