私の東京のマンション周辺は、
とても動物愛護精神の高い方が多く
朝夕の散歩では、
保護犬の里親さんに
よく出会いますし
一時預かりのボランティアさんにも
頻繁にお会いします
「ヨーロッパのように、
動物を迎えるときは、
里親になることが
主流になってほしいですね」
と、そんな思いや、
各々の活動について、
いつもお話しています。
先日お会いした方は、
ご自身のワンちゃん以外に
もう一匹預かりの
ボランティアをされていて
もう一年も同じワンちゃんを
お世話されているとのことでした。
里親になりたいとの
申し出はあるのだけど
なかなか自分の納得いく
生活環境など含めた審査基準を
充たしてくれる方がいないそうで
とうとう一年も
経ってしまったとのことでした。
保護犬猫の里親譲渡に関しては
ペットショップビジネスの、
とにかく誰にでも売って
利益にするというものとは
根本的に性質が違いますから、
幸せになってほしいという
思いや愛情から
かなり審査が厳しくなりがちです。
もちろん、
虐待目的のような
最悪な犯罪者に
間違って譲渡されないよう
当然厳しい審査が必要です。
ネグレクトが起こらないよう、
その後のケアも大切でしょう。
けれど、
どれだけ健全な人であろうと
年齢的なことや、
身体的問題、
仕事の時間の不規則さや、
独り暮らしであること、
または共働きであるなどから
里親を断られるケースも
少なくありません。
里親になりたいと
ある団体に申し込んだところ、
ある里親希望者が断られたことから、
やはりペットショップで
子犬を購入しようか
という話しを耳にしたので
とにかくそれだけは止めて
行政の施設に行ってはどうかと
伝えてもらうよう、
お願いしたことがあります。
そのときに感じたのは、
審査に対する厳しさは必要だけれど
せっかく里親になろうと考えていた人が
ペットショップに流れてしまうのだと知ったとき
審査基準を
パーフェクトに充たす里親でなくても
その人が健全な心の持ち主であるなら、
ある程度の妥協点を見つけることや、
里親になれる方法を
一緒に模索することも、
大切なのかもしれない。
広く動物愛護を考えたとき、
今の日本のペットビジネスがある環境では、
ただただ厳しくすればいいという
話しでもなさそうだと
はっと気づかされたのでした。
本当に何が正解かわからない、
とても難しい問題であることを
改めて考えさせられます。
というわけで、
こちらのドッグシェルターさんで
ボランティアされている
お散歩仲間からのお知らせです
『Dog Shelter駒沢譲渡会のお知らせ』
場所：「DogLifeDesign（ドッグライフデザイン）」さん
http://www.doglifedesign.com/
住所： 東京都世田谷区駒沢5-24-5
最寄駅：田園都市線駒沢大学駅から徒歩15～20分ほど
日時：2月17日（日）午後1：00～午後4：00
（室内のため、雨天 でも開催）
参加犬は５頭です。
詳しくはホームページ
http://dogshelter.jp/
で！
遊び盛りの子犬と違い、
落ち着いて生活したい人には、
成犬がいいと思います
そのほうが性格も把握できているので、
自分との相性も判断しやすいです。
ワンニャンの家族を迎えたいと
ご検討されてる方、
是非、譲渡会に行ってみてください
ワンちゃんたちに、
ステキな里親さんとの出会いが
訪れますように
動物たちのためのチャリティーライブ3月開催！
ブログ：
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