京都市家庭動物相談所を訪ねて! | 杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ Powered by Ameba

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先月の8月、
京都市の
家庭動物相談所に伺いました。


京都市は、
平成22年を最後に
ガス室での
殺処分はしていません。


1頭でも多くの保護犬猫を、
里親に譲渡できるよう
努力されています。


施設内の、
飼い主さん募集の写真です。



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さらに、
施設の敷地の入り口の
掲示板にも
収容動物の情報が!



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施設の前を通る人に、
夜も情報を見てもらえるよう、
掲示板内に
電気が設置されています。



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少ない予算の中で、
いろいろな工夫がなされ、
この電気も職員の方の
手作りによるものです。


こちらは、
以前使われていた
殺処分機のある部屋です。


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中も見せていただきました。
これが、
その忌まわしい機械ですが、

今は、この部屋は
倉庫として使われています。



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相談係長である職員の方に
施設内を案内していただいたのですが、


現在は、新しい職員に、
殺処分機の使い方は教えていない、
ということでした。


この話しを聞いて、
本当にほっとしました。


日本の動物愛護の在り方が、
少しずつ前進しているのを
感じることができます。


しかし、
考えさせられるお話しも・・・


私は、
実際に殺処分という
辛い作業を担ってきた職員の方の、

この言葉にハッとさせられ、
大変感銘を受けました。


「ガス室じゃなく
注射で安楽死ならよかった、と
中には言われる方もいらっしゃいますが、


ガスであろうが、
注射であろうが、
私たちが途中で
命を終わらせたことに
変わりはないのです。


もしかしたら、
注射を投与される寸前、
その瞬間、
人間には分からないが、
ものすごい恐怖を
感じているかもしれません。


私たちはどちらも重く
受け止めています」


この言葉の中に、
動物たちの、
ずっしりとした
命の重みを感じました。


今は、
やむを得ず注射で殺処分という
辛い現実がまだありますが、


なんの罪もない尊い命のために、
一刻も早く、
この状況が改善されるよう

私たちにできることを探しましょう!


さて、京都市では、
平成21年度より、
猫の譲渡も開始されました!


里親さんに譲渡されて、
幸せに暮らしている
猫や犬たちの写真も
たくさん展示されています。



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このように
幸せに暮らしている姿を
見せていただけるのは、


私も譲渡させていただいた後
そうですが、

職員の方々の苦労が
報われる瞬間なのだと思います得意げ


そして、こんな工夫もニコニコ


譲渡可能な猫のいる猫舎が、
Ustreamで
動画配信もされています!!


『詳しくは、
京都市家庭動物相談所の
ホームページにて!
http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/soshiki/8-5-10-0-0.html



施設を拝見して私が感じたこと・・・


京都市家庭動物相談所は、
昭和54年にできた施設です。


かなり古い施設で、
当時よりも進歩した
業務内容に対応するには
完全な施設でないことは
職員の方々も認識されています。


保護された犬猫たちの生活の質を
少しでも良くするため、
限られたスペース、
限られた予算、
完全とは言えない施設の中で


職員の方々が
最善の努力と工夫をされていることに、
心動かされました。


現状の限界と厳しい現実を
しっかりと受け止めながら、
前進するための努力を続けるのは、
とても大変なことだと思います。


そして、
動物たちと向き合うだけでなく、
心ない飼育放棄の飼い主とも
向き合わなければなりません。


いろんな思いを持った
市民と向き合うのも
とても難しい業務だと思います。


保護されている猫や犬たち!


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まだまだ沢山の犬猫たちが
新しい家族を待っています!


京都市の犬の殺処分数
(収容中死亡を含む)は、


平成18年度の
226頭から比べると、
平成23年度には
27頭となり、
圧倒的に減っています。

残念ながら、
猫の殺処分ははまだまだ多いですが、
それでも確実に減ってはいます。


職員の方々の努力、
市民の意識の向上によるものだと思いますが、

まだこの現実を知らない人たちが
多いことも確かです。


法改正の以前に
私たちができることは、
一人でも多くの人に現状を知ってもらい、
考えてもらうこと。


里親という選択肢を広げ、
さらには、
里親になるという選択が
世の中の主流となり、
普通になること。


それができれば、
この悲しい殺処分数を、
もっと減らすことは
可能なのではないでしょうか。


まだまだ日本の未熟な動物愛護の問題点を
知らない人が多すぎます。


京都市家庭動物相談所では、
見学なども積極的に
受け入れておられます。


私が訪問した日も、
小学生くらいの女の子が二人

犬のお散歩に同行していましたニコニコ


家庭動物相談所は、
ボランティアさんとの連携もされていて、
とても開かれた施設だという印象です。


今月26日まで、
京都市家庭動物相談所を
紹介したパネルの展示が


京都駅地下街ポルタと、
右京図書館、岩倉図書館にて
行われていますので、
是非お立ち寄りください!


そして、23日の
「京都市動物愛護フェスティバル
~Kyoto-ani-love festival」も、
新風館でお待ちしていますビックリマーク


京都市動物愛護フェスティバル~Kyoto-Ani-love festival~

http://ameblo.jp/sugimoto-aya/entry-11354638443.html




そして現在、京都市は、
「京都市動物愛護センター」(仮称)の
設置における、

“人と動物が共生できるまちづくり基金”を
募っておられます。


全国一の愛護センターを目指して、
素晴らしい構想が練られています。

是非、完璧な形で
建設し整備されますよう、
皆でサポートしていきましょう!!


寄付すると、
税法上の優遇措置
(所得税の還付・住民税の軽減)などがありますから、


是非是非、
少しでも多くの寄付が集まりますよう、
お願いしたいと思います。


寄付の申し込み方法など詳しくは、
京都市家庭動物相談所のホームページから
「お知らせ」の項目をご覧ください。


私も来年は、
この京都市の計画を応援するため
チャリティーイベントを
開催できればと思っていますので


企画が具体的になりましたら、
その時はまたお知らせ致しますね!!


京都市
http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/soshiki/8-5-10-0-0.html