障害のある犬や猫 | 杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ Powered by Ameba

杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ Powered by Ameba

杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ



よっこさんから
ご相談頂きました。
以下、その内容です。


「知り合いが
神経やられちゃってる
ミニチュアダックスフンド
保護したんですけど、
里親が見つかりません。

私の家も
飼えるところではないですし、

知り合いも引き取り手
見つからなかったら
まだ学生なので、
親にも愛護センターに
預けるよう言われてて

そうするしか
ないかもしれないと
悩んでるみたいで(>_<)

出来るだけ早く
アドバイス

良かったらして下さい。

お願いします。


★」



ということでした。

神経に問題あり
ということでしたが、

どの程度か

書かれていないので
わかりませんが、

健常猫や健常犬であっても、
子犬子猫でなければ、
里親さんを探すのは
大変なことです。

そのような障害を持った
犬猫の場合、

里親を見つけることが
困難だという理由や

どうしても通常より
人の手がかかるという
理由から見ても、

もし重い神経障害なら、
行政の施設に連れて行けば
殺処分を免れるのは
難しいでしょう。

今の動物愛護に
未熟な日本において、
何が正解かという
正しいアドバイスは難しいです。

なぜなら、本来、
里親が見つからなくても

終生動物たちが
暮らして行ける
行政の施設があるべきですが、

日本にはそれが
存在しないからです。

民間の団体や個人の施設も、
スペースや人手が
充分あるわけではないでしょうし、
潤沢な運営費が
あるわけでもありません。

重度の障害がある場合、
民間の施設が
引き受けてくれるかというのも、
難しいところが
あるとは思います。


私も、
AIDSキャリアで
小脳に障害があり
歩くことができない、
さくらという猫を
行政施設から引き取り
里親になりましたが、

私が引き取とらなければ、
ほぼ間違いなく
殺処分の運命だったと思います。

さくらに深い同情を
寄せた私ですが、
安易な同情で
引き取ってはいけないことを

介護という責任と覚悟が
伴うことを充分に考え、
決断しました。

さくらは、
健常猫のように、
体全体を自分で
グルーミングすることは

できません。

ですから、
人間の手で清潔さを
保ってやらなければなりませんし、

昼間は排尿排便の度に
ペットシーツを交換し、
人が見てあげられない夜は
オムツが必要です。

お水も食事も
口元に持っていって
やらなければなりません。

食べるときも、
小脳の障害から、
ずっと頭が揺れているため、
フードを散らかしながらしか
食べられません。

私一人だったら、
とてもじゃないですが、
さくらを面倒みることは
不可能です。

かつては、
会社のスタッフの協力を得て、
今は、
夫の母の協力により、
さくらの生活は
守られています。

一旦、
手を差しのべ引き受けた命・・・


救われたと信じた
彼らの信頼を、

私たちは裏切ることのないよう、
最善を

尽くさなければなりませんね。

さて、
正しいアドバイスは
できませんが、

もし私ならこうしてみようか、
という考えはあります。

民間の動物愛護団体に相談し、
引き受けていただけるかを
お願いします。

私が思うには、
団体に丸投げして
任せて終わりというのでは、
団体も大変だと思うのです。
どこも余裕があるわけでは
ありませんから。

お願いをするなら、
やはり自分ができる
最大限の協力を
するべきだと思うのです。

協力の形は様々だと思います。

自分ができることでいいのです。

団体へ継続的な寄付を続けるとか、
休みの日は必ず
ボランティアとして
労働力で協力するとか、

何かしらの形で一緒に
私も関わりお手伝いします、
という姿勢が
必要なのだと思うのです。

お願いには、
そういった熱意が必要です。


是非とも、
一度差しのべた手を、
放すことのないように、
頑張ってほしいと思います。

そして最後に、

さくらは、
私に大きな「力」と、
たくさんの「教え」を
もたらしてくれる、
とても大切な存在です得意げ

近々、さくらの元気な姿、
皆さんに
見ていただきたいと思います キラキラ