妊娠している猫を保護されて、
お腹の子を堕胎するか、
出産させるか
迷っていらっしゃるとのこと。
子猫に里親が見つかるか、
先住猫とうまくやっていけるか、
心配されているんですね。
私の経験をお話しますね。
私は以前、
お腹を空かして
私の前に現れたノラちゃん出会い、
その子が妊娠してることに気付き、
家に連れて帰ってきました。
お腹はかなり大きかったので、
私の経験上、
これは間もなく生まれそうだと思い、
堕胎のことは
まるで考えませんでした。
きっと、何匹も保護した子がいて
要領オーバーになっている
個人活動家の方なら、
迷われるのかもしれないのですが、
その頃の我が家は
５匹だったので、
まだ何とかできるだろうという思いでした。
結局３匹を出産し、
我が家で生後３ヶ月くらいまで
母猫と暮らし、
その後、その子たちには
比較的早く里親が決まりました。
子猫は決まりやすいでよね。
親猫の里親を決めるのは
非常に難しいですから、私が育てることに。
先住の猫たちは
新しい猫を迎えるのに
比較的慣れているから、
警戒しながらも
大きなケンカはなく、
タマと名付けたその子も、
性格が穏やかな大人しい子だったので
運良くうちに馴染んでくれました。
もし馴染んでくれなかったら、
成猫をもらってくれる方を地道に探すか、
不妊手術をしたあと元の場所に
返すかしかなかったわけですが、
なんとか馴染んでくれてよかったです。
タマは、自分のテリトリーからは
なかなか臆病なので出て来ませんが、
数年が経つと
私の膝でくつろいだりするくらい
徐々に心を開いてきました。
親猫の問題は
あとからまた考えるとして、
ぜひ出産させてあげたいですよね。
私が朝起きて
タマのハウスを覗いたとき、
小さな命の誕生に
私はいい知れぬ幸福感に包まれました。
こんな感動を見せてくれたタマに、
とても感謝を感じたものです。
それからタマは７年間、
病気でこの世を去るまで、
うちで暮らしました。
地域のフリーペーパーや、
病院やペットフードショップでの里親募集や、
それでもなんともならなければ、
ブログで里親探しのご協力もできますし、
もう一度考えてみて下さいね。