"これだけ、情報が溢れていて、探せば幾らでもトレンドやニーズを調べてられる。誰かを下げたり傷付けても、売れた者が勝ちだといわんばかりの時代に敢えてマニアックに本当にやりたい事をやるのが結局は勝ちだし価値だという話をします。"

そんな事は当たり前だよと、思う人も沢山いる気がするのでそういう人はスルーして下さい。

昨今、日本でもアートを買う文化が根付いてきました。僕の作品を買う層も本当に広くて自然体のOLさんが、フラっときて普通にバッグを買う感覚で買っていかれます。若いご夫婦が新居祝いで買ったり、学生風の方がバイトでお金貯めて100万円の絵を買いにきてくれた事もありました。

一方で気になるのが、スレッズなどを開けると今は時代がストリートアートや、イラスト系アートを流行ってるからそれをリサーチして描くのが、プロで当たり前だ。みたいな文がチラホラ流れてきます。

各々自由なのですが、情報に左右されて売れる筈だから、成果が出易い筈だからやりたい事をやらないで合わせていくというようなスタンスだと、結局は、後悔する事が多いように思います。

それより、成果を余り意識せず、悔いのない作品を作る事の方が、万が一、売れたら最高の出逢いになり最高の自信に繋がるし、売れなくても、自分というたった一人の大事なファンを喜ばせる事になるので、自分を嫌いにならなくてすむし、それがまた、探究心を育てる事になり、結果的に成果を手繰り寄せる事になり易い構造になる気がしてます。

現物の絵の場合、たった一人に出来るだけ深く突き刺されば世界がガラリと変わります。そこが他の職業と違う所かもしれません。

日々想った事のメモみたいなモノなので、気軽に読んでくれたら嬉しいです🙇‍♂️