宮城県仙台市の小さな美術館アプストレさんにて、3月11日(311チャリティーオークション&イベント)のご案内をさせて下さい。(詳しく知りたい方は、最後のリンクをご確認下さい。)

杉田からのメッセージ

今から12年前、東日本大震災の時は、僕は27歳でした。多くの現代アーティストさん達が震災を機に作風が変わったり他人との繋がりについて考えを深めたり毎日のようにアーティスト同士でどのように向き合うべきかどうあるべきか議論が盛んに行われていたように思います。
今もなお考え続けているアーティストが沢山いたら素敵な本当に世の中ですね。細やかではありますが、僕なりにF3号サイズの海の油絵作品を一点だす事にしました。この作品は、3月11日のイベント日当日に会場にてライブペインティングにて完成させる未完成の作品となります。サイレントオークション(チャリティー)方式なので、会場にこなくても期間の中でDMにて入札する事が可能です。多くの方に関心持ってくれたら幸いです。


出品作品について
この作品は、宮城県桂島海水浴場、網地白浜海水浴場などをイメージにしながらも、その他の地域の浜辺もシンクロする作品になるように、誰にでも記憶に引っかかる風景になったらいいなと実際に海を観察しにいき思い巡らせながら描き進めています。遠くの地平線を眺めたり潮風の匂いを感じると、遥か遠い地域でも実は繋がっている事を思い起こさせてくれ、海は我々にとってとても大きな存在な気がしています。
様々な地域の地形、空の動き、波の揺らめき、透明度などを濁らせたり、強い風が吹いていて、肌寒くて、、といった、画面を探りながら、遥か昔のような、現在のような、こうなったらいいなという未来のような感じに見る人が思ってくれたらいいなと、願いながら描いています。絵にしか出来ない表現てなんでしょうね。


未完成




以下、 アプストレ代表の加藤さんからのメッセージです。

長くなってしまいますがお伝えしたいので今回のイベントが決まった経緯についてお話しさせてください。
これまでのイベントはいずれも平日開催だったので、次は土日祝日でお願いできませんかと先生に相談したのが最初でした。
イベントの内容についてもホワイトデー企画みたいなのが良いかもですねーくらいでざっくり話してはいたもののはっきりは決まっていなくて。
そんな中で内容より先に日取りが3月14日に近い土日ということで3月11日に決まりまして、ん?3月11日??となったんですよね。
私は生粋の引っ込み思案が災いして東日本大震災の募金やボランティア活動をこれまでに全くしたことがなかったんですけど、心境の変化なのか去年子供を授かったことも影響してだと思うんですけど、こんな自分でも今何かできることがあるんじゃないかと思えたんです。
そこでお力を借りる形にはなるけど先生にチャリティーイベントの提案をさせてもらいました。
多忙を極める方なので難しいのではと思っていたのですが、先生は二つ返事でご了承くださいました。本当にありがたいことです。
しかもチャリティーオークションの作品の為に実際に海まで出向いて作成をしてくださっています。
先生のイベントにかける想いもすでに伝わってきていてお願いして本当に良かったなと思っています。

私がこの拙い文章を投稿することがどのくらい影響があるかわかりませんが、少しでも多くの方に興味を持ってもらえたら幸いです。

3月11日のイベント参加希望受付は明日2月28日まで。チャリティーオークション入札期限は3月19日までです。

よろしくお願い致します。
連絡先は、Instagramやdm.電話にて受け付けております。↓