本日から大阪入りです。
今回の個展は、平日始まりでもあり、どれだけ人がいらしてくれるかサッパリ読めません。少なければあれですが、万が一、混雑した場合、絵に向かうまで待機する時間を頂戴するかもしれません。🙇♂️
折角なら、展示空間に入る前に、出品作品のそれぞれの解説というか一言メッセージがあれば、より作品と向かい合った時に愉しみやすくなるかなと思い、大変雑ではありますが、以下、ご用意しました。
時間がなく、メモ書き程度なので、ほんのキッカケ程度に考えてくれたら嬉しいです。数字間違えもあるかもです。
現代アートの一端を感じるキッカケに。僕の取り組みを知るキッカケに、作品を読み解く鍵に、購入検討の手掛かりになれば幸いです。
作品は、全て会場にて申し込み方式抽選販売となります。オンライン販売は、諸事情によりなくなりました。
どなた様でも心からお待ちしております。
概要
杉田陽平個展
心斎橋パルコ14階
ARTSHINSAIBASHI内
2022.6.15-6.20
1
Lavie en rose
¥5,500,000税込
「プレゼントを贈りたいんですが、何がいいですか」と聞かれたことがありました。僕は「あなたが好きな色の絵の具をください」と答えました。それ以来、出会った人から絵の具をいただく機会が増え、僕の中になかった色が増えました。 この絵はオフィーリアをモチーフに描いていて、倉庫に9年間眠っていた作品です。出会った多くの人からもらった色を描き加えて、完成しました。
2
ユニコーンと桜と時間
3,080,000
人生はいいときもあり、悪いときもあります。花が咲く時期は一瞬のものですが、咲いていない期間も含めての人生です。咲いている花はこの先、からなず散ります。しかし、また咲くために力を蓄えているのではないでしょうか
3
もう一つのひまわり
1,870,000
ゴッホの『ひまわり』は7枚あると言われていますが、まだ見ぬ『ひまわり』があるのでは。
4
abstract flower Ⅱ
1,320,000
『abstract flower』と比べて、よりシンプルに描きたいという気持ちがありました。花を記号的に薄っぺらく表ししつつも、絵の具の重厚な質感で描きました。
5
abstract flower
1,540,000
僕が好きな抽象画家である白髪一雄さんの作品を見るたび、「どうしてこんなにすごいのか」という思いを巡らせています。自分は彼にはなれない。でも、自分の方法で、絵の具を思い通りにコントロールすることはできるはず。その思いで、花をモチーフに描いています。
6
Material series "a☆☆ro boy"
990,000
アート作品は、高尚で得体の知れないものとして見られる風潮があります。そこに、日常でよく見るものが入り込んでくる。チューブから出たままの絵の具や日常で消費されるキャラクター。当時ではまさかそんなものが残るとは思わなかったものが、後年になってアートとなることがあります。
7
Material series "red"
880,000
中国に製作をしに行った際、現地のスタッフが僕以上に日本のアニメに愛着を持っていた。僕は日本人でありながら、そういったアニメやゲームの文化にはあまり触れてこなかった。触れてこなかった人間であるからこそ、表現できるかっこよさもあるはずだ。
8
abstract art モンチッチ
990,000
昨年、(株)セキグチさんとのコラボで、『アートモンチッチ』を製作しました。この作品は、一点ものとして製作した、特別なアートモンチッチです。
9
記憶の海
825,000
赤黄青を混ぜながら描いています。青空、夕焼、朝焼だけが綺麗な海の表情ではなくて。空と地平線が交わる色、一見濁ったような水面の色。海は一瞬一瞬、色が変わっていく。それを見つけ追いかけていく。
10
クロード・モネに捧ぐ
660,000
モネはどのような気持ちでキャンバスに色を置いていたのでしょうか。それを現代に追体験してみることは、意味を持つのでしょうか。やってみた。
11
abstract "pink orange"
1,012,000
ピンクとオレンジを主体に、キャンバス上で音楽を奏でるように描いています。音楽を聴くかのように楽しんでください。
12
海に溶ける瞳
1,430,000
二つの情景が重なっています。紫の女の子と、海。人は何を見ているのか、それは目に映る外面なのか、心で感じる内面なのか。片方にピントが合うと、他方は薄れる。しかしどちらも大切。その両方の世界を同時に描けないものだろうか。
13
broken eyes
1,012,000
自画像
14
アルフレッド・シスレー "サン=マメスのロワン河畔の風景"に捧ぐ
660,000
空が綺麗だった。明るい青が印象的だった。自分がもしもシスレーと同じ時代に生まれ、同じ空を見ていたら、どんな絵を描いていたのだろうか。
15
ヘレナ・モルフォⅡ
4,400,000
作品のアイディアは、些細なことから浮かぶことがあります。画材屋で見つけたコバルトブルーの絵の具。その鮮やかな色味をそのまま使うには、どんなモチーフが最適なのか考え、青く輝くモルフォ蝶を選びました。組み合わせたのは、強さと美しさを併せ持つ女性です。顔の印象が強く表れる目元を隠し、具体的な人物ではない存在として描いています。
16
red girl
1,650,000
とあるファッションモデルを見た時に感じた、現実と空想の混じり合いを着想の元にしています。
17
ヘレナ・モルフォⅢ
3,850,000
『ヘレナ・モルフォⅡ』と同じモチーフで描いています。
18
青い花瓶と花と黄緑の鳥
6,600,000
世間も画家も暗さばかりが浮かんでくる時代、だからこそ心の中にある明るさとカラフルさを表情豊かに、枯れない花をモチーフにしました。
19
月と海と風1,650,000
月と海を通して、風を描くことはできるのか。
20
チョコレートと花と空間
1,012,000
楽しく絵を描くという気持ちを忘れそうになることがあります。画家らしい絵とはなんでしょうか。技術。コンセプト。そういったものが備わっていることだけが、高度な絵なのでしょうか。赤い花や、バレンタインデーに見かけたチョコレートの包み紙をモチーフにしています。
21
朝と夕焼けが同じになった時間
1,650,000
この作品を見た甥っ子が、「これは朝なの? それとも夕方なの?」と質問してきた。「どちらにも見えるなら、どちらも正解なんだよ」と伝えると、甥っ子は混乱していた。「作者の中には答えがあっても、感じたままでいいんだよ」
22
グラデーション
1,650,000
ユニコーンとともに見知らぬ地を訪れた、自分からの視点です。青い風景の中に飛び込んだ自分自身の心をユニコーンとして描いています。
23
波音と空間と薔薇
1,650,000
アーティストは、売れたらいけない。幸せになってはならない。そんなことはない。もちろん、売れてるものが商業アートだから悪いなんてことはない。 売れてないから魂を込めてるなんてこともない? 綺麗な花を描くことが、自分の求めるアートならば、描けばいいと思います。
24
tsubaki
440,000
ありのまま、そのまま描きたくなる時があります。
25
broken monster
990,000
遊び心を大事に製作しています。身近にあるもの、好きなものが作品になる時もあります。
26
白い記憶
1320,000
とあるお子さんが、幼稚園で白い画用紙に白いクレヨンで絵を描いていたそうです。そのエピソードがきっかけです。
27
abstract "arc en ciel"
550,000
お客様から頂いた絵の具を元に、抽象的な虹を描きました。枠からはみ出るほどの。
28
時の花
797,500
暗い世の中であればこそ、明るい絵にしたい。