先日、ヤフオクに僕の昔の作品が出品されてた事を他のお客さんから教えて貰いました。知らなかった、、。
で、掲示板やコメント欄で偽物じゃないか、とかちょっと荒れ気味だったようです。

画像確認しましたが、90%本物だと思います。まさか、今、僕の作品の偽物を作る人がいるとは考えにくいので。

最近は、SBIアートオークションなど、現代アート系オークションがHOTで多くの若い新しいお客さんが参入してますよね。カジュアルに多くの方がアート購入に熱心になってくれて嬉しく思います。

最近だと、ある若い作家さんの作品を150万で買った作品を出したら4500万になった話など、話題が尽きませんよね。

それだけ、アートを買ったり売ったり見出したりが新鮮で面白いのかもしれませんね。

アート本も軒並み現代アートで投資!何故トップ経営者は、アートを買うのかというような本がベストセラーになり拍車をかけていますよね。

僕自身も、他の作家さんみたいに落札額記録更新!みたいなのって少し憧れもしますが、オークションというシステム上、必ずしも高い作品が=良い作品とも限らない事をよく知ってますので、売れるか売れないかではない、自分で良し悪しを決める価値観をしっかり持って制作していきたいと思っています。

でも、もう、高くしないとコントロールが効かない時期には来ているのかも。

今迄600点以上も売ってきて殆どセカンダリーマーケットに僕の作品が出てこない事は、購入者自身が、僕の作品が社会的価値が上がろうが、下がろうが関係なく私にとって価値があるから買ったから手放さないという意思の表れであり、そういうお客さんに殆どの作品が行き渡ってる事が、奇跡的な事なのかもしれません。

売りたい方にも事情があるでしょうから仕方ないんですよね。是非、素敵な人に作品が巡っていったらと思います。

先日のラジオでリスナーさんから頂いた質問。
『小学生の息子でも買えるアートを作って下さい。』というコメントが今でも響いています。どう答えるのが正しかったのか、、、考えていたら今日もいつの間にか朝がやってきました。