随分前にあれだけ大絶賛してた人達が、今は便りもなかったり、僕のほんの「かけら」を見て、

心臓をいつもよりも早く打ってくれる人が現れたり、素敵な夜の帳をプレゼントしてくれる人があらわれたり、

多くの人との出逢いは僕に、勘違いと喜びと同時に、時々、別れや、一人になる怖さもよんだりもする。

それは、きっと、小学校時代に遊んでいた、友達と、中学校で遊ぶ友達が変わってしまうようなモノで、

しかたがない流れなんだと思う。

別れや出逢いは虚しい訳ではなく呼吸や、波打ち際のようなモノなんだと思う。

あの時、くれた出逢いや言葉は嘘と言う名の本物の贈り物なんだ。

と、そう思うよう、努めれば、きっとまた、色々な人とめぐり合わせや別れは息を吹き返した時計のように輝き廻り出すんだ。

少し溶け始めた、抹茶ラテにつかる氷を見つめ、

ポケットに突っ込んだ手にあたる名刺の束が静かに温かく僕にそう語りかけてくれていた。


僕も、きっとだれかのほんの一部になれていると信じる事にする。







Orange 投稿者 songlikemaster