だって、私は知らなかった。お風呂上がりで、すべすべになって、ごろんと、のりのきいたシーツの上に寝っころんだりすると、とっても気持ちいいじゃない。私、何のキッカケで、そんなこと覚えたのか解らないけどさ、そんな時、自分の足の間に、お布団をはさむともっと気持ちいいって解ったんだ。それが、ちょっと、普通じゃない気持ち良さなんだ。で、私、いつも布団を足の間にはさんで体を上下に動かしてたりしてた。で、その気持ちよさに、ちゃんと、始まりと終わりがあるってことも気がつき始めてたんだよね。何だか嬉しくって、毎晩のように、それしてた。そしたら、ある日、父親が入って来たの。私、でも、辞めなかった。その時、七つぐらいだったんだもの。それがセックスに結びついてるものだなんて、解りようもなかった。父親が入って来たのを薄目、開けて見上げただけだった。
このくらいサラっと女性の内側も描ける位になりたいもんだ。