夜に玉川上水で流れに煽られる華も名も知らない魚の
尾に虹色に輝く文様を眺めながら



「 恋愛したいなら、ポーカーフェイス辞めろよって言ってみたけど、嘘。
ダウンタウンのマッちゃん声聴いただけで顔が綻んじゃう。 」



という心の綿毛を春の夜風に乗せました。




それから、ジーンズにコバルトバイオレッドの絵の具がいっぱい付いているのは
意外性として女子をグッとさせるに至るか

という思考をしながら



絵の具の花弁を特等席まで運び



そこで水面に心臓を貫通する一等星を見つけて

いつか貴方にも見せたいと思いました。