この時期になると思い出す事がある。




以下は3年前のmixy日記から転用。









タイトル

「イ」「言」「者」




アートフェア
最後の一点は台湾の方が購入したのだが2日間ずっと迷っててその上値切る値切る。
只でさえ画廊の方からは安すぎると言われてるのに凄まじかった。足元を見られてるのかもしれない。同じくらいの息子がいる話や台湾で美術館をやってる話、上等な話ではあるがこのヒトだけ特別というワケにもいかず、しかし此方も溢れる程のお客様を抱えてるワケでもなく、台湾から僕の目当てで来たというし苦悩の末、




息子さんの結婚祝いとしてハガキサイズの肖像画をその場でプレゼントとして描いてあげて通常の価格納得して貰った。
僕は商売は向いてないと思った。






ちょっと疲れて家路について何日かして知らないギャラリーから連絡が入って何かと思ったらその方が「創作活動に役立てて欲しい」とお金の入った封筒を預かっているから取りに来て欲しいという旨であった。





中身はそのハガキサイズの作品の価格分であった。
帰り道、いい加減新しいスニーカーでも買おうかと思ったけれど世界堂に入りオーレオリンとパープルライト、何本か買ったらあっという間に残りは500円くらいになった。


トボトボ新宿を歩いていると富士ソバに入って壁を見ると商いのコツは『儲』という字に隠れていると書かれた社長格言のポスター。





ヒトを信じるコトも信じられるコトも苦手な僕には商いは無理だという意味に捉えたが、盛り蕎麦から天丼セットに変えたのでした。



足元を見ると紐がほどけたスニーカー。




なんでもない日の話。












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