★ブリッタ・テッケントラップさん 作・絵
★木坂涼さん 訳
穴があいている絵本って、楽しいよね。
次のページの絵や色が穴から見えるくふう、おもしろい!
「穴」があらわしているのは、小さな傷と小さな木。
読む人によって、とらえ方はいろいろでしょうね。
わたしはにがてだったな、この本のテーマ。
友だちをつくることが大切って、ホント?
ホントに、みんなとなかよくしなくちゃいけないの?
わたしが大きな木の下に立つときは、
たったひとりでのんびりと風に吹かれていたい。
ぷいっとしてしまう自分をゆるしてあげてもいい。
心がノーと言ってるのに、他人と手をつながなくてもいい。
と、わたしは思うな。
