『孤狼の血』の柚月裕子の小説を映画化した見逃し映画『盤上の向日葵』をwowow で観ました。将棋のプロを目指した若き天才棋士(坂口健太郎)と、挫折した伝説の賭け将棋師(渡辺謙)の出会いが運命をも変えるミステリー映画です。昭和から平成への激動の時代を背景に、プロ棋士を巡る過酷な人生を生きる青年の話しです。山の中で発見された白骨死体の側には希少な将棋駒がありました。容疑を賭けられたのは若き天才棋士の上条で、捜査で浮かび上がった重要参考人は上条と運命の出会いをした賭け将棋師の東明。上条と東明の間に何があったのか?謎は上条の想像を絶する生い立ちにありました。その事件を追う刑事2人の謎解き物語として語られます。最後は同じプロ棋士を目指したが挫折した賭け将棋師が、容疑者として追い詰められる天才棋士に“最後まで生ききれ!”と言って終りました。どんな過酷な人生でも、裏切られても、傷つけられても、運命など覆して“最後まで生ききれ!”と言う強いメッセージの映画でした。出演は天才棋士を坂口健太郎、賭け将棋師を渡辺謙、追う刑事を佐々木蔵之介と高杉真宙、恩師を小日向文世、父を音尾琢真、婚約者を土屋太鳳などなど。監督は熊澤尚人、主題歌はサザン。渡辺謙、柄本明、坂口健太郎が良い演技を見せていました。2025年製作の2時間3分の松竹、ソニーピクチャーズの配給映画でした。