続きです。





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葬儀当日。


籠に入ったお花を束に作り直し、
用意してあった骨壷を持って、

おばあちゃん犬のときと同じ葬儀場へ行きました。









箱型の棺桶からカゴに変更されていて、
持っていったお花でこれでもかと飾りました。
(余った分は処分してくれました)




んで、

ここでひとつオカルト的問題が勃発。





この写真で分かりますでしょうか?




身体の中に入ってます。


前日の夜から、
身体から出たり入ったりを繰り返していました。






ギン(´;・ω・)出棺よ!
『で、出てきて!入らなくていいから! 』


ダックス(∪ー∀ー)
『そうなの?でも、ワタシ、いた方がいいんでしょ?


葬儀担当者さん(*´-`)
「それでは、そろそろ、布をおかけ頂きまして…」


ギン(´;・ω・)
「あ、ハイ!(…出てきてぇー!!)






そのまま台車でガラガラと運ばれていき、
隣の火葬室へ。






ダックス(∪ー∀ー)
『…』


ギン(´;・ω・)声に出た
「もう!出てきて!身体は燃やすの!」


担当者さん(*´-`)←達観されている様子
「…」






そのまま入れられて、
私は入らないもんだから、
すぐに出てきました。






ダックス(∪ー∀ー)
『一緒じゃないの?』


ギン(´・ω・)はぁぁ
「良かった…!」







んで、

待合室で書類を書いて、
持参した骨壷を預けて、
(お骨拾いは自分でやれます)

一服しに外に出たら、

その辺をウロウロしてたダックスが
血相を変えてすっとんできて、






ダックス(((∪;ー∀ー)))←見に行ってきた

『カラダ燃えてたー!!』

『どうしよう!どうしよう!』





ギン(´・ω・)
「あの身体はもう使えないから、いいんだよ」


ダックス(∪;ー∀ー)←パニック
『(´・ω・)が一緒にいたがってるのに身体が無くなっちゃう!どうしよー!どうしよー!』







ちゃんと説明したんですけど、
全く聞いちゃいなくて、

10分くらい経ったら、
何やら喜んで得意になっていることに気付きました。






ダックス(∪ー∀ー)
『やったやった!カラダ!カラダ!』


ギン(´・ω・)
「どうしたの? …ん?










なぞってみた。画力すみません。






ギン(´・ω・)描いたの?すごい!
「すごーい!犬雲だ!」


ダックス(∪ー∀ー)
ワタシのカラダ!





本来なら、
身体から出て自由になれたわけなのに、

とことん、
「私が自分と一緒にいたがっている」と、
気持ちを汲んで行動してくれていました。


この気持ちが、
その後の“成仏”の足を引っ張ることにもなるんですが、
とても嬉しかったです。






帰宅~



ギン(´・ω・)
「さ、お家に入ろうね」


ダックス(∪ー∀ー)
「(ピョン、ピョン、ピョン)」





私の前を、階段を上っていく姿が、
やけにハッキリと視えました。

着せていたフリース洋服もそのまま。


私にとって本当のお別れは、
成仏のときなのか、それとも、、

そんなことを考えながら、
先に旅立ったおばあちゃん犬の横に
お揃いの骨壺を並べました。






続く(∪ー∀ー)♪