良さそうだなと思って、ジャケ予約してた絵本。







届いてみたら、




全然

絵本じゃなかったゲッソリ




分厚いし、文字だらけだし、




完全に失敗ゲロー




表紙に惑わされちゃいけない。

対象年齢までよく見なきゃなと反省。


たくさんの漢字が普通に使われてるけど、内容的には、小学生中学年ぐらいだと思う。



「田んぼってわかる?」



と息子に聞くと、



「畑のこと?」



と聞かれた。




都会っ子かよポーン!?




田んぼも見たことがあると思うんだけどな。

お米を作ってるのが田んぼだよ、と水田の写真を見せる。




本は、おじいちゃんと子供の会話形式になっていた。


読み進むと、田んぼに住んでいる生き物の紹介に留まらない。

有機農業の話も出てくる。


1番興味深かったのは、田んぼに住んでいる生き物たちの大きさがだいたい同じぐらいだという話。


タガメなど、昆虫の中でも最大サイズの昆虫が田んぼにいる。

メダカなど、魚の中でも最小サイズの魚が田んぼにいる。


昆虫と魚で違うのに、




なぜ

同じぐらいのサイズが

住んでいるのか




それは、




共生するため




まだ小さい頃の昆虫は、魚に食べられ、成長して大人になった昆虫は、魚を食べる。




なんという

自然のサイクル気づき




分厚さと文字数にひるんだけど、良い本だった。





息子は、田んぼに住む生き物に興味津々。

ほとんどは知ってる名前の生き物だったけど、カブトエビは初耳だった。



「カブトエビの写真見せて」



と言われて、画像検索。


パッと見は、色も大きさもおたまじゃくし。

よく見るとカブトガニのミニチュア版みたいな感じ。

いや、カニじゃなくてエビだけどね。


本物が見られる日は来るかしら。