この夏、虫ばかり追いかけていて、海に行ってなかったから、思い出したように海に行った。
行ったのは海水浴場の砂浜じゃなく、生き物がたくさん見られる
ザ・磯浜。
フナムシやカニ、ヤドカリはもちろん、潮だまりには、小さな魚がたくさんいた。
イソギンチャクやウニもいる。
生き物を捕まえて遊んでたら、
「危険生物! 危険生物!」
と息子が騒ぎ出した。
え? どれ? なんのこと? と言ってたら、
「イテッ!」
と叫ぶ夫。
「パパがカツオノエボシに刺された!」
と息子が言う。
カツオノエボシ?
「これ!」
と息子が水面を漂う泡を指す。
ただの泡じゃん、と思ったら、透き通るような青い触手が見えた。
網ですくってみる。
親指ぐらいの大きさのクラゲの赤ちゃんだった。
検索してみると、息子の言うとおり、カツオノエボシだった。
危険生物の図鑑を愛読してるとはいえ、こんなに小さいのに良くわかったもんだ。
↓図鑑に載ってるのは、立派すぎるカツオノエボシ。
カツオノエボシは猛毒を持つクラゲで、死亡例もあるらしい。
まだ小さいとはいえ、カツオノエボシはカツオノエボシだ。
病院に
行った方がいいの?
不安になって、病院に電話してみたら、体調不良の症状がなければ、様子見でいいと教えてもらった。
家に帰ってステロイド軟膏を塗ったら、腫れも痛みもなくなった様子。
赤ちゃんだったから、その程度で済んだらしい。
よかったよかった。
カツオノエボシも危険だけど、紫外線も危険だわ。