公園に行くと、網と虫かごを持った家族がたくさんいた。


それを見た息子が、



「虫探す!」



と言う。




網も虫かごも

持って来てないよ滝汗




まあいいか。

素手で捕まえられる虫を探してみよう、と草むらを歩いてみると、パッと何かが飛んだ。



「バッタいたよ!」



と息子に声をかける。


探すのはお手伝いするけど、私は触りたくないから、捕まえるのは息子。


すると、夫が、



「うわ! カエルだ、カエル!」



と叫んだ。




カエルは珍しいポーン気づき




この辺でカエルなんて見たことがない。


幼稚園には、おたまじゃくしの池があるけど、カエルはいないし、一体どこに隠れてしまうのやら。



「アマガエル?」



と聞きながら、夫のところに行くと、



「土色のカエルだったよ、アマガエルかな?」



なんて言いながら、足元をガサガサ探す。



「あれ? いなくなった」



草をかき分けても、それらしい姿はない。




捕まえてから

呼んでよ真顔




少し探してみたけどいないから、諦めて他の虫を探す。


まだ脱皮してないセミとか、季節はずれのてんとう虫とか、赤ちゃんカマキリとか、息子がたくさん見つけてくる。


すると、さっきからずっとカエルの行方を追っていた夫が、



「いたーー!」



と叫んだ。


おお! 見つけたのね! と駆けつけると、



「あれ? 今この辺で動いたんだけどな」



と言いながら、ガサゴソやる。




いやだから

捕まえてから(以下略)




でも、すぐに見つかった。

本当にいたね!


サイズ的にはアマガエルだったけど、小さいながらも様子が違う。


水辺の近くでもないし、これはもしかして、




ヒキガエル滝汗?




てっきり田園風景溢れる場所にいるもんだと思ってたけど、こんなところにもいるの?


道端で遭遇したら、悲鳴あげそう。