昔ながらのナポリタンというやつがたまに食べたくなります。
喫茶店で出てくるような、日本的なナポリタンです。
多分、こういうパスタメニューはイタリアには無いでしょうね。
日本で独自に進化してきた、ガラパゴス的なパスタメニューです。
私のナポリタンは、玉ねぎが半分と大きめのピーマンが2個入る。
ソーセージは日本ハムの「アンティエ レモン&パセリ」を4本使います。
にんにく半片をオリーブオイルで炒めたら、その中に斜め切りしたソーセジとスライスした玉ねぎ、ピーマンを投入して炒める。
軽く塩胡椒したところに茹でたパスタを入れて、茹で汁とお酒を少々。
そこへ、トマトペーストの小分けパウチを1袋入れます。
よく混ぜながら、トマトケチャップをお好みの量入れる。
仕上げに粉チーズを雪のごとく振りかけたら出来上がり。
トマトペーストを最初に1袋入れてしまうことで、ケチャップの入れ過ぎを防げます。
大体半量づつくらいになるので、甘さが抑えられるし、トマトのコクも出ます。
香ばしさを出したいので、調味した後に更に炒めると風味が増す。
全体的によく炒めるので、パスタは柔らかめになります。
ソーセージがレモン&パセリ風味なので、脂っこくならず、割とさっぱりめなのもポイントです。
今回も美味しくできて、もりもり頂きました。
パスタの量はいつも100gです。
女性は80gのことも多いみたいだけど、私はしっかり100g。
そういうところで摂取カロリーを遠慮したく無いのです。
この日本的な「昔ながらのナポリタン」は、日本人が作るのがポイントだと思う。
日本人が得意な調味の仕方だと思うから。
ケチャップの香ばしさと甘味がいちばんのポイントだけど、海外に行くと、甘い麺類自体がまず存在しない。
甘辛くて香ばしい美味しさは、日本人の十八番の調理法です。
そして突然、無性に食べたくなる欲望が湧いてくる、不思議な味。
ナポリタンを作る時は、そんな衝動に駆られている時がほとんどです。