好きなものに囲まれるくらし

好きなものに囲まれるくらし

「大好き!」は元気のもと。大好き!」を選択し続けていたら、
色んなことが変わり始めました。その変化の過程をつづります。
やっぱり「好き」の力はすごい。

キッチンの換気扇をクリーニングしてもらうべく、以前利用したことのある業者さんへ連絡しました。

メールで状況を説明して依頼を入れたのですが、その後に電話がありまして。

 

換気扇のシャッターの不具合は、前回のクリーニング時に起きていたそうです。

この業者さんは、作業記録を全て残しているらしく、その中に、我が家の換気扇の状況が書かれていた。

どうやら、シャッターの調子が悪いことは私にも伝えていたらしい。

私はすっかり失念していたのですが。

その時はまだ完全にダメになってはおらず、たまに起きる程度だったから軽く流してしまったのかもしれない。

そしてもう一つの理由は、あまり煙の出る調理をしてこなかったというのもあるかも。

 

業者さん曰く、恐らく今回クリーニングしても状況は良くならないだろうとのことでした。

きちんと記録を残していることに驚き、またそれを正直に伝えてくれる誠実さをありがたく思いました。

悪い業者さんだったら、クリーニングしたけど治りませんでした、って言うかもしれません。

結果的に換気扇ごと交換しなければならないなら、そのクリーニング代は無駄になってしまいます。

この業者さんが作業記録を残してくれたおかげで、無駄な出費をせずに済んだのです。



よくよく考えてみれば、キッチンの換気扇は耐用年数を超えています。

もう替え時なのだと諦めがつきました。

 

そしてこのクリーニング業者さんの真面目なところがよくわかり、またお掃除を頼みたいという気持ちになりました。

どんなに小さな依頼でも、必ず記録を残しているようなのです。

今回もおかげで助かりました。

そして、これからもお付き合いしたいと思いました。

 

世の中にはいろんな業者さんがいますが、誠実性は大事です。

誠実な業者さんに出会ったら、大切に関係性を築いていきたいと改めて思いました。

お仕事は、信用できる人に頼みたいですからね。

信用はホントに大事です。

生まれも育ちも「海無し県」のわたくし。

子供の頃、魚といえば「生臭い」ものでした。

 

そういう地域のせいか、母も魚料理に慣れておらず。

下処理とか良くわかっていなかったんじゃないかと思う。

いまだに母は魚が好きではありません。

 

私も旅先で頂くお魚は好きだけど、自分で料理するお魚は好きじゃなかった。

母と同じく、魚の下処理に通じていないから、どうしても生臭みが残ってしまう。

 

ところが最近、お魚のおいしさに目覚めました。

それは今年に入って行くようになった湯治宿のおかげです。

こちらの夕食のメインはお魚なんです。

お魚を美味しく焼いたのを出してくれる。

これがホントにめっちゃ美味しいんです。

生臭みがなく、皮はパリパリ、身はふっくら。

塩加減も抜群にうまい。



どうやったらこんなに美味しく焼き魚ができるんだろう。。

そう思って女将さんに聞いてみたのです。

そうしたら、「塩水で洗う」と教えてくれました。

魚の下処理はご主人がされるそうですが、わたやぜいごなどを取り除いた後に、塩水で全体を良く洗うのだそうです。

 

検索してみたら、濃度3%〜4%の塩水で洗うと良いとありました。

 

私は魚を捌くことはできないけれど、最近のスーパーは捌いてくれるサービスもありますね。

それを塩水で洗えば美味しく焼き魚ができる。

今度やってみよう!

 

と思いつつ、まずは買いやすい昆布締めしたサバや紅鮭などを焼くようになりました。

お店で下処理をしてあるせいか、美味しく焼けます。



ところがそこで問題発生。

焼き魚の匂いが部屋に充満しているような。。

換気扇を回しているのに、です。

羽根はちゃんと回転しているのに、排気ができていない感じ。

 

外からダクトを覗いてみて、原因がわかりました。

排気の時に開いていなければならないシャッターが開いてない!

だから空気が出ていかないのです。

 

ネットで調べてみたら、油汚れが固着してシャッターが開かなくなることがあるとのこと。

そういえば、シャッターまで掃除してなかった。。

 

構造を見ると、素人には無理っぽいです。

業者さんにクリーニングに入ってもらったのもだいぶ前のこと。

 

このままでは美味しい焼き魚を自宅で焼くことができない!

というわけで、慌てて業者さんにメールを入れました。

年末は多分、繁忙期ですぐには来れないだろうから、年明けになるかしら。

それまで炒め物や焼き物は控えねばなりません。

 

年明けのクリーニング依頼だと、「遅割」を設けている業者さんもあるので、急いでいないなら、そういうのを利用するのも手です。

 

しかし、まさか換気扇のシャッターが開かなくなっているとは思いもよりませんでした。

魚のおいしさに目覚めたおかげで気が付いた不具合です。

良いきっかけになったかな?と思うことにします。

今年の冬至は12月22日の月曜日。

この日は出かける用事ができたので、日曜のうちに準備をしておきました。



かぼちゃとゆり根のポタージュとカボチャの煮付けをまとめて作り置きに。

鶏がらスープの中でカボチャとゆり根、玉ねぎのスライスを煮込んでからお玉でゴリゴリ潰します。

豆乳を加えて塩で味を整えたら出来上がり。

トッピングは乾燥ディルの葉です。

なぜかカボチャのポタージュによく合うんですよねー。



かぼちゃの煮付けはオーソドックスな和風の味付け。

煮汁が無くなるまで煮飛ばして仕上げるのが好きです。 



もう一品、パプリカの甘酢漬けも作りました。

パプリカを切って、だしまろ酢に漬け込んで、ハーブソルトで仕上げたもの。

最後にすりごまを振ると、新鮮な美味しさが広がりました。



用事が済んで帰ってきたら柚子湯に入るべく、柚子も買ってきました。


産直には柚子が沢山並んでおりましたが、その中から本柚子の香りの良いものを選んで購入。

本柚子は香りが濃厚ですが、香りの薄い花柚子も並んでいるので注意が必要です。

花柚子は小玉で色が薄く、香りも薄いです。

やはり私は本柚子の方が好き。

 

柚子をお風呂に入れるときは、目の細かい洗濯ネットに入れて、湯船の中で柚子を崩しながら香りを楽しみます。

目の細かい洗濯ネットに入れると、後のお掃除が楽なので、いいですよ。

肌の弱い人だとピリピリするかもしれないので、崩し加減には注意が必要です。

 

柚子湯は厄払いの禊ぎの意味合いがあるそうです。

冬至は太陽が最も低い位置になり、日照時間が最も短い日。

ここからまた太陽が力を盛り返していくので、太陽が生まれ変わる日とも言われています。

冬至で陰が極まり、この日を境に陽に転ずることから、「一陽来復」という言葉が生まれました。

この日を境に運が盛り返すともいわれています。

太陽が力を盛り返すに従い、人も元気になっていくんですね。

 

運を呼び込む前に、柚子湯で禊(みそぎ)を行い、身を清めるというわけです。

柚子は冬が旬なので、この時期には香りが非常に強くなります。

香りの強いものには災いが寄ってこないという意味合いで、柚子湯に入る風習ができました。

 

もちろん、その他にも実用的な意味合いもあります。

冷えや血行不良を和らげたり、ビタミンCで風邪予防にもなったり。

香りの良さで気持ちもリラックスするので、いいことづくめですね。


では、「冬至かぼちゃ」はなぜなのか。

かぼちゃは「南京(なんきん)」ともいい、「ん」がつくものを食べることで運をあげる「運盛り」の意味合いがあります。

ベータカロテンが豊富なので風邪予防にもなりますから、実用的なメリットもありますね。

 

柚子湯も「運盛り」も、季節を感じる素敵な日本的風習です。

 

冬至を境にどんどん太陽が元気になるので、生物も元気を増していきます。

太陽は生きている。

そしてその太陽に、地球上の生物は生命エネルギーをコントロールされているとも言えます。

 

太陽の力を意識しながら生きることは、そのエネルギーを上手に取り入れて活かすことにつながります。