親子の情愛           

 

新聞の投書欄に親子の交流を語る言葉が載っていた。「梅雨時、カラスの子が巣立つときになると、親鳥がカアカア鳴いて合図をする。すると子は、今まで世話になった親鳥の口に、自分が取ってきた餌を入れて別れるという。」

 

 この文章を読んで小さい頃母が話してくれた雨のアマガエルの話を思い出した。

 

「日頃遊んでばかりで働かないアマガエルは母さんのお墓もお粗末。当然大雨になると墓が流されてしまう。梅雨時大雨になると墓が無くなるのを心配して鳴いているんだよ。」と母が話してくれた。

 

子供心に親孝行の大切さを感じたのだが結局孝行はできなかった。

 

今日は梅雨入り・・・。