きょうの料理(NHK) 2014年2月26日(水) 放送
きょうの料理クッキングコンテスト2013 グランプリレシピ
全国各地の料理自慢が家庭料理の頂点を目指す「きょうの料理クッキング
コンテスト2013」。500を超える応募の中から予選を勝ち抜いた精鋭たちが集まり、昨年11月2日に決勝戦が行われました。
そこで今回はグランプリが決定した「新・ご当地レシピ部門」と「わが家の自慢料理部門」のグランプリ受賞レシピをご紹介します。
新・ご当地レシピ部門グランプリ 「ごまだしコロッケ」
ご当地食材を用いて3人1組のチームでで競う「新・ご当地レシピ部門」で、見事グランプリに輝いたのが、大分県のチームめばる(園田寿さん
、桑原政子さん、赤崎幸代さん)です。
その日水揚げされた新鮮な魚を使って、地元で作られている郷土料理
「ごまだし」は、焼いた魚のほぐし身とゴマをすり合わせた万能調味料
です。
地元ではうどんにのせて食べますが、今回はコロッケにたっぷり入れた、
魚のうまみがギュット詰まった「ごまだしコロッケ」を作ります。
●チームめばる作 「ごまだしコロッケ」
材料(8個分)
・あじの干物 2枚
・里芋 400g
・ごまだし 大さじ4~6 ※あじの干物の塩加減によって調整する
・細ねぎ(小口切り) 5本分
・プロセスチーズ(2cm角) 8個
・かぼす(4等分に切る) 1個分
<衣>
・小麦粉 適量
・溶き卵 適量
・パン粉+いりごま(白) 適量 ※パン粉に白いりごまを混ぜる
<ごまだし>
作りやすい分量
・アジ 3kg ※頭と腹ワタを除いて1.5kg
・いりごま(白) 500g
・しょうゆ カップ2と1/2
・薄口しょうゆ カップ2と1/2
・みりん カップ1と1/2
・砂糖 大さじ1
<作り方>
1 ごまだしを作る(作りやすい分量)
あじは頭とワタを取ってよく洗い、水気を拭く。ゼイゴごと魚焼きグリルに入れ、10分間ほど焼き、冷めたら小骨は取り除きながら、身をほぐす。
2 しょうゆ・薄口しょうゆ(各カップ2と1/2)、みりん(カップ1と1/2 )、砂糖(大さじ1) を混ぜ合わせておく。
3 白ごまはすり鉢ですり、ほぐしたあじを加える。2を少しずつ加え、残っている小さな骨を取り除きながら、すり混ぜたら、ごまだしのできあがりです。火にかけて殺菌し、冷蔵庫で2週間ほど保存可能です。
4 コロッケのタネを作る
あじの干物は魚焼きグリルで、5分間ほど焼いて取り出す。冷めたら小骨を取り除きながら身をほぐす。
5 里芋は洗い、耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で
8分間ほど加熱する。竹串がスッと通るようになったら取り出し、熱いうちに皮をむく。ボウルに入れ、マッシャーでつぶす。
6 5のボウルに、ほぐしたあじの干物を加え、残った小骨を取り除きながら混ぜ合わせる。
7 6にごまだし(大さじ4~6)、小口切りにした細ねぎを加えて、里芋となじむまで混ぜ合わせる。※ごまだしの分量は干物の塩加減によって調整
して下さい。
8 タネを8等分にして、2cm角のチーズを真ん中に入れ、丸く成形する。これを全部で8個作る。
9 コロッケを揚げる
タネに小麦粉→溶き卵→白いりごまを混ぜたパン粉の順につける。160℃の油できつね色になるまで揚げたら完成です。器に盛り、お好みでかぼすを搾ってお召し上がりください。
わが家の自慢料理部門グランプリ「薬味でさっぱりライスバーガー」
「わが家の自慢料理部門」は、なんと小学6年生の高野 珠由(たかの たまゆ)ちゃんが、大人顔負けのアイデアとテクニックで、見事グランプリを
勝ち取りました。
しょうがや青ジソが決め手の和風ハンバーグに、パリッとしたれんこんチップスの食感がアクセント。家族が太鼓判を押した自慢のレシピ「薬味でさっぱりライスバーガー 」を作ります。
●高野 珠由作 「薬味でさっぱりライスバーガー」
材料(3個分)
・太めのれんこん 6cm分
・貝割れ菜 1/3パック
<ライスバーガーの生地>
・温かいご飯 420g
・黒ごま 小さじ1と1/2
・白ごま 小さじ1と1/2
<和風ダレ>
・酒 大さじ3
・しょうゆ 大さじ2
・砂糖 大さじ2
<鶏のハンバーグ>
・鶏ひき肉 300g
・細ねぎ(小口切り) 3~4本
・青じそ (粗みじん切り) 3枚分
・しょうが(すりおろす) 少々
・しょうゆ 小さじ1と1/2
・塩・コショウ 各少々
<作り方>
1 れんこんチップスを作る
太めのれんこんは皮をむき、スライサーで薄切りにする。酢水に約10分間さらし、ペーパータオルで水気を拭く。
2 フライパンにサラダ油を2cm程度の深さに注ぎ、火にかける。菜箸を
入れて泡が出てくる温度になったら、れんこんを入れて、きつね色にパリッと揚げる。
3 ライスバーガーの生地を作る
温かいご飯を6等分して、それぞれをラップで包む。麺棒で厚さを5~10mmにのばし、ラップの上からお椀で丸くくり抜く。ラップを外し、片面のみに混ぜた白ごま・黒ごまをまぶす。これを全部で6個作る。
4 和風ダレを作る
酒(大さじ3)、しょうゆ・砂糖(各大さじ2 )を混ぜて、タレを作る。
5 ライスバーガー生地を焼く
フライパンにサラダ油(適量)を熱し、ライスバーカーの生地を焼く。焼き目がついたら、4の和風ダレをハケで塗りながら、裏表を数回返しながら、両面香ばしい焼き色がつくまで焼く。 ※残った和風ダレはハンバーグにも使いますので、残しておいて下さい。
6 ハンバーグのタネを作る
ボウルに、鶏ひき肉、細ねぎ、青じそ、おろししょうが(少々)、しょうゆ(小さじ1と1/2)、塩・コショウ(各少々)を入れて、ボウルを回しながら均一に混ざるようにこねていく。
7 タネを3等分して空気を抜き、丸く成形し、真ん中を指でへこませる。
8 ハンバーグを焼く
フライパンにサラダ油(適量)を熱し、ハンバーグダネを入れ、こんがり
焼き色がついたら、5で残った和風ダレを加える。ハンバーグを裏返して、両面に照りがつくまでタレを煮詰めて、火を止める。
●ポイント
ご飯に塗った和風ダレの残りを加えることで、ご飯生地と同じ味付けで味がぼけないようにします。
9 盛りつけ
ライスバーガーの生地の上にれんこんチップス、ハンバーグをのせ、再び
レンコンチップス、貝割れ菜の順に置き、もう1枚の生地ではさんだら完成です。これを全部で3個作る。
1位
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2位
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3位
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4位
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