R&Rのキング、PUNKを語る。 追悼チャック・ベリーその3 | 鳥肌音楽 Chicken Skin Music

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1980年 Jet Lag というパンク・ファンジンがチャック・ベリーに当時のパンク・バンドの曲を聴かせて感想を語らせるという、なんとも大胆な企画を敢行しています。

the Sex Pistols/ God Save The Queen,


この男(ジョニー・ロットン)はなにか怒ってるのか?
ギター・ワークと曲の進行は俺のに似てるな。
いいバックビートだ。
ヴォーカルはほとんど分からんがな。
もし怒ってんだったら少なくとも何に怒ってんのかはみんなに分からせるべきだな。





Wire/I Am the Fly'


Joy Division album Unknown Pleasures


こういうのを新しいっていうんだろうな。
いままで聴いたことがないよ。
BB(キング)とマディ(ウォーターズ)がシカゴのアンフィシアターの楽屋でやってた旧いブルースのジャムみたいに聞こえる。
楽器なんかは違うけど実験精神は同じだよ。




The Clash - Complete Control


最初の(ピストルズ)と似てるな。
リズムとコードが一緒に聞こえる。
ボーカルの男(ジョー・ストラマー)は喉が痛いのか?




Ramones - Sheena Is a Punk Rocker


いかしたジャンプ・ナンバーだな。
こいつらは俺が音楽を始めたころを思い出させるよ、俺もコードを3つしか知らなかったんだ。




Talking Heads -Psycho Killer


ファンキーなナンバーだ、確かだよ。
ベースが好きだな。
ミックスがいいし流れもいい。
歌手(デヴィッド・バーン)はひどいあがり症みたいに聞こえるな。



コチラの記事から引用させていただきました→The Punk & The Godfather: Chuck Berry On Ramones, Sex Pistols


ラモンーズが一番のお気に入りのようですが、何となく分かる気がします。チャックと同じでパンクのわりには歌詞をきちんと歌ってますからね。基本的にちゃんと歌わないのは嫌いなのかもしれないですね、ピストルズに対してはちゃんと伝わるように歌わなきゃと言っていますもんね。

「ジョニーBグッド」のカバーなんて聞かせたら怒りだすんじゃないでしょうか。