子供の頃 大好きな歌が聴きたくて
ラジオの前にいた 待ちかねた歌がかかると
思わず笑いがこぼれた
楽しかったあの頃 たいした昔のことじゃないのに
そんな気持ちをいつしか忘れてた
だけど 思い出したの ずっと 会っていなかった友達のような
大好きだった 歌の一曲一曲を
”シャ・ラ・ラー”や”ウォー ウォー”という歌声は
今も輝いているし
”シング-ア-リング-ア-リング”って唄い始めるあの歌も
とっても素敵
彼女が失恋してしまう そんな歌詞のところでは
本当に泣きたい気持ちになる
そう昨日のことのように
想い出がよみがえる
過ぎ去ってしまった日々が どんな風だったか
振り返っていたら
懐かしい想い出が 今の私を悲しくさせる
なんて 変わってしまったのだろうと
あの頃に唄っていた 愛の歌がある
歌詞のひとつひとつも覚えていた
その旧いメロディは今も私の心に響く
過ぎ去った時を消し去るかのように
”シャ・ラ・ラー”や”ウォー ウォー”という歌声は
今も輝いているし
”シング-ア-リング-ア-リング”って唄い始めるあの歌も
とっても素敵
私にとっての最高の想い出が
目の前に浮かんできて
泣きそうな気持ちになってします
そう昨日のことのように
想い出がよみがえるから
あらためて歌詞を読むと(いつものように無理やりな意訳ですが)思った以上にセンチな歌だと気がつきました。アメリカ的で健康的な兄妹というイメージのカーペンターズですが、曲に関しては全体的にセンチな曲が多いですよね。底抜けに明るいといったらチャート1位になった喜びを唄った「トップ・オブ・ザ・ワールド」くらいか。
頭にアップした「イエスタデイ・ワンス・モア」はカーペンターズと同じ兄弟バンド、こちらは三人姉妹のバンド、シャッグスによる76年のカバーです。カーペンターズの唄う「イエスタデイ・ワンス・モア」はその歌詞の通りに中学時代の思い出としっかりと結びついていて時に僕を泣きたい気持ちにさせてくれます。だけどシャッグスの「イエスタデイ・ワンス・モア」はその歌自体のせいで泣きたい気分になります。ひどすぎるでしょう。メロデイをそのまま弾いているだけのリード・ギター、フィル・イン全く無しのドラム、思いっきりヨタっているコーラス、いくらフランク・ザッパが”ビートルズ以上に重要”と言おうと、カート・コバーンが”心の一枚”と絶賛しようとやっぱりクズです。

The Shaggs / My Pal Foot Foot
ほんまに クズなんやけどなぁ・・・