4月になりました。

新年度が始まりました。

とはいっても

私の生活的には

そんなに変化ないですが

世間的には

コロナもおさまった新年度始まりで

リフレッシュというか

少し活気づいてる気はします。

 

読んだ本

「夜の道標」芦沢央

図書館で借りて読みました。

関係ないですが、

図書館で予約していた本が

立て続けに3冊も貸し出し可になったので

2週間で3冊読まなければならず

他にも借りている本もあって

私的には読書週間になっています。

以下ネタバレあります。

戻りましてこの本は

2年前の殺人事件を追う刑事と

その犯人をかくまう女性と

犯人と関わっていく小学生の

それぞれの視点から

語られます。

奇しくも

この前に読んだ本と同じように

犯罪者とその親子関係が

主軸に謎解きや話が展開していきました。

1996年の事件が話の主題になっていて

新作だと思っていたので

本の発行年見ると2022年8月で

なんで25年ぐらい前の

1996年を作品の舞台に選んだのか

気になりながら読んでいたのですが

物語の最後の方で

その理由がわかりました。

前に読んだ本と比べると

平和に終わっていて

この本を読んで

日光に観光に行きたくなりました。

 

読んだ本

「#真相をお話しします」結城真一郎

王様のブランチ等で結構話題になって

図書館に予約したのが

借りれてそこそこ期待して読みました。

短編5本が載っていて

なかなかトリッキーなミステリーで

楽しめました。

特に最後の「#拡散希望」は

短編ミステリーの賞取っただけあって

面白かったです。

どの作品もアイディア先行な気がしましたが

余計な感情移入もなく

グロい成分もないイヤミス的な部分もあり

人に軽く勧めたくなる本でした。

内容には関係ないですが

簡単な言葉がわざわざ漢字で表記していて

きっとパソコンなどで

入力しているのだろうと思いました。

他の作品でも最近多いのですが

普通にひらがなで表記してくれた方が

わかりやすいし

読みやすいです。

 

読んだ漫画

「宇宙の卵」程野力丸

タイトルが面白そうで気になって

上下巻で完結していたので

借りて読みました。

絵や作画技術はまだ発展途上かもしれませんが

タッチが進撃の巨人とかに

そこはかとなく似てるし

漫画太郎とか諸星大二郎とかの

方々のマンガも読んできているので

それほど気になりません。

ストーリーは

なぜか第二次大戦終わった後ぐらいの

フィリピンで

スモーキーマウンテンのようなところで

最底辺の生活をしている

日本人少年が

卵のようなものを壊してしまった

ところ

世の中が一変してしまい

少年もさらに過酷な運命に

陥るという話で

なんか色々面白くて

世界観とか不思議で

そういえば沈黙の巨人に

話の内容等は全然違うのですが

なんとなく

雰囲気だけ近いかもしれません。

 

読んだ本

「夜が明ける」西加奈子

図書館で借りて読みました。

今回まとめて借りた中では

一番心に響き面白かったです。

とはいっても

特段スペシャルな

ストーリーというわけではなく

高校時代の男2人の友人が

卒業後そんなには交わるわけでなく

一人は大学卒業後テレビ番組の制作会社に就職、

もう一人は

フィンランドの俳優にそっくりな

特異な相貌から

下北の劇団に入り

その二人の

厳しい生活

貧困、ハラスメント

などから

徐々に

心身が蝕まれていき

どん底に落ちていくが

最後に少し踏みとどまり

夜は明けるのだろうかという本でした。

様々な社会問題を

直接批判したり

解決したりするような話ではないのですが

なんとなく

最後に個々の読者の心に

救いを求めるような本でした。

 

見た映画

「オットーという男」

日比谷シャンテで観ました。

原作はスウェーデンの小説、映画で

そのリメイクで

主演はトムハンクスで、

その若い時の役をトムハンクスの実の息子が演じていました。

妻と死に別れた孤独な男が

同じ住宅街に住む隣人たちとの

コミュニケーションから

少しずつ変わっていく話で

いい話だなあという感じでした。

映画としては

いまいちインパクトに欠けるかもしれません。

私も一人暮らしの男なので

ちょっと身につまされるシーンも

ありました。

 

読んだ本

「月の立つ林で」青山美智子

図書館で借りて読みました。

予約の順番が回って借りたとき

ちょうど今年の本屋大賞の発表があって

この本は5位でした。

内容は

5編の短編から成り

それぞれ違った立場の人たちの話なのですが

ポッドキャストという

配信型ラジオ番組の

月をテーマにした番組のリスナーで

それぞれの違った人生が

繋がっているという話で

読みやすく

面白く読めました。

ただ最近は私も

こういった

本屋大賞にノミネートされそうな

つくり、いい話が少し多すぎる気がして

面白く読みながらも

ありがちだなーとか

こんないいひとばかりの話って

ありなのかなとか

イヤミスとか

読後感が不快な作品とか

やたら刺激ばかり求めるような作品は苦手なのに

天邪鬼な考えも浮かびました。

 

4月も終わりました。

やっと少しずつ暖かくなってきてうれしいです。

今月はツーリングが楽しかった。

あとお墓移転の手続きや

就職セミナーなどそこそこ忙し日々でした。

シン・仮面ライダーは結局6回も見に行ってしまいました。

ちっとも飽きないので

もう一回ぐらい行こうかと思っています。

(すぐアマゾンプライムとかでやりそうですが・・・)

GWウイークの始まりの29日は

恒例の一日中カラオケもあって

楽しかったです。