年末ぐらいにタンポポに行きました。

タンポポというのは

パチンコの懐かしの機種を打てる

パチンコ屋というか

外観はほぼ昔ながらのパチンコ屋ですが

ゲームセンターです。

(未成年は禁止)

NHKの72時間という

ドキュメンタリー毎回見てるのですが

そこで放送されたのを見て知りました。

どうしてゲームセンターかというと

普通のパチンコ屋は

出玉に応じて

景品と変えてくれ、

タバコとかお菓子とか色々交換できるのですが、

金のような特殊景品といわれるものに変えて

お金(現金)に換えることが多いです。

ほぼ合法的なギャンブルです。

その点タンポポは

外観はパチンコ屋のようだし

パチンコ屋と同じように

パチンコ、スロットを打たせてくれるのですが

景品交換なしで

古い懐かしい機種を楽しんでくださいという

コンセプトのゲームセンターということです。

これがお客さんには

オールドパチンコファンには

うれしいです。

パチンコやらない人にはわかりにくいかもしれませんが

実際のパチンコ屋は

どんどん新しい機種が出て

台の入れ替わりが激しく

次から次へと

新機種出して

新装開店してお客様呼んでと

最近はその回転のスピードも衰えたようですが

それでも

昔から

新聞の折り込み広告で

新装開店のチラシ見たことあると思いますが

古い機種のパチンコ台は

どんどん消えていきます。

そんな中

好きだった台があっても

昔よく打ったあの台打ちたいなとか

思っても

まず打つことはできません。

その願いをかなえてくれるのが

このお店です。

私は昔パチンコ好きで

土日祝の休みの日とか

仕事終わった後とか

ほとんどの時間、

パチンコ屋が空いている時間は

パチンコしている時期が

ありました。

もちろん収支はマイナスで

それでもパチプロになれたら

楽しいだろうと

攻略本とかパチンコ雑誌とか

買いまくり

これで食べていくことできないか、

なんとか収支プラスにもっていけないかと

頑張っていました。

このお店にあるのは

そのころの

昔打ち込んでいた時代の

羽根モノと言われる台や

一発台、デジパチ等で

CR機出る前の

デジタル7機ぐらいまでの

パチンコが並んでいます。

羽根モノは長く人気あったので

デジタル機と羽根モノ台のシマが

並んでいた時代もあって

そのころの7機から

今に続く数字や絵柄をそろえる系の

最新の台達とは違って

長時間楽しめる

いい台ばかりです。

時間制のゲームセンターで

最初に様子見の1時間千円のお金を払って

玉を借り、

最初に

羽根モノと言われる機種から

初期のゼロタイガーから打ち始めました。

玉は自由に使いたい放題で

自由に持っていけるように

ドル箱が積んであります。

私が打った台は

軽く故障していたのか

音声効果が鳴らなくて

ちょっと物足らないと思っていたのですが

だんだん当時の気持ちが

よみがえってきて

羽根開け、Vゾーンに入賞しろと

気持ちが高ぶってきます。

そうしてやはりそこは

パチンコ屋ではなくゲームセンター。

よく開きよく入賞する

いわゆる甘い釘調整(サービスです)

Vに入賞して

大当たりラウンドが始まります。

そのころには

私の脳には快楽物質が分泌されて

(多分ですけど)

少し興奮状態です。

そうしてひと段落したところで

出玉も少し増えたし

せっかくいろんな台があるので

いろいろ打ってみることにしました。

三共のキングスター打ちたかったのですが

その台はどなたかが打っていたので

似たような外観の

あまり当時打ったことのない

バードオブパラダイスという台を打ってみました。

これもそこそこ甘い釘調整にしてくれていて

あまりガバガバだとまた興がそがれるのですが

適度に鳴き適度にチューリップも開き

役物の羽根も開き

V入賞もして

大当たりを引きました。

釘調整が遊べるぐらいの適度な調整になっていて

すばらしいと思いました。

その後キングスターが空いたので

打ちました。

これは当時好きで

結構打っていた台で

これもV入賞して

脳汁出ました。

(多分です)

最後にというか

デジパチも何機種かあったので

当時現金機連チャン機として

有名だった綱取物語を打ちました。

当時は連チャン期待して

打っていたのですが

あまり相性が良くなかったのか

勝った記憶はなかったのですが

今回は違いました。

大当たり確率を上げているかわからないですが

400発ぐらい打ち込んだところで

ノコッタノコッタリーチから大当たり引いて

大量に出玉が出てくると

脳汁もドバーっと出てきた感じで

大喜び興奮状態です。

とはいえ

当時のパチンコモードで

外観は冷静に

出玉をドル箱に移しながら

液晶画面を見つめるという

スタイルでした。

電チューが開いてないときは

打つのを止めるという

止め打ちも思い出したので

やっていました。

ちょうど大当たりが終わったぐらいで

時間延長して2時間プレーしていたのですが

ちょうどその時間ぐらいになり

終了としました。

出玉の玉数は2600発以上あって

当時のレートですと

一玉2.5円で

7000円近い儲けです。

でもここはゲームセンターなので

玉数がわかるだけでしたが

十分楽しめました。

脳汁も出まくってたと思います。

(こればっかりです)

お店出るときに

72時間の放送で釘調整していた店員さんに

どうでしたか?

と聞かれて

楽しかったです。と元気よく答えてしまいました。

年末だったのでお店のカレンダーまで

よかったら持って行って下さい。

と言われたのでいただき

最高に楽しめました。

これらの機種で

今も普通のパチンコ屋にあれば

絶対打つと思います。

それがないのが悲しいのと

もう何十年の前のパチンコを前にして

あの頃に戻れたというのもありますが

逆にあの頃とあんまし変わっていない自分にも

ちょっと情けないような気持ちを抱えつつ

お店を後にしました。

このような素晴らしい店は

ずっと続けてほしいですし、

今のパチンコ屋も

こういった羽根モノとか

遊べる機種を置いて欲しいと

思いました。