10月になりました。

急に寒い日が続いて

秋というより一気に冬になりそうで

ちょっと憂鬱です。

 

見た映画

「ゴッドファーザー最終章マイケルコルレオーネの最後」

調べると

元のゴッドファーザーパートⅢを

2020年にリストア、再編集したものらしいです。

これでやっとゴッドファーザーシリーズを

全部見ました。

パートⅢはパートⅡから16年後

の1990年に公開されたとのことで

アルパチーノもずいぶんおじさんになっていました。

映画の芸術性とかはわかりませんが

私的にはエンターテイメント性がうすくて

少しずつ見てたものの

長い映画で

全部見るのに時間かかってしまいました。

有名な作品ですが

相性が悪いというか

私の勝手な感想では

これは例えるとアメリカ版の

NHKの大河ドラマみたいなものではないかと思いました。

日本の大河ドラマも

歴史や背景が

皆少しは知っている人物や

エピソードがあるので

自然に興味持ったり楽しめる部分があると思うのですが

ゴッドファーザーシリーズは

アメリカの歴史、エピソードが

ストーリーの中に組み込まれていて

それでアメリカ人なら

それを背景に興味深く見れるというところが

あるのではないでしょうか。

小説読んでも翻訳ものは

その作者の歴史的背景とか

わからないと

なかなか作品に入り込めず

退屈したりすること私はあるのですが

そういった退屈さを感じました。

映画はよくわかりませんが

ギリシャ悲劇みたいな

映像になって

なんとなく重々しく終わりました。

私的には

傑作とも駄作ともわからず

見終わっても

やっと終わったという感覚でした。

 

読んだ本

「ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18」石田衣良

新刊出たと知って

すぐ本屋に買いに行って買いました。

読みました。

面白かったです。

今回は

ヤングケアラー、外国人労働者、

マッチングアプリ、ペットショップ

というお題で

勧善懲悪、

決まったテンプレートなストーリーで

トラブルを解決していくという

ある意味1話完結の水戸黄門みたいな

シリーズなのだなと思いました。

それが現在の社会問題を知りながら

読めるという

面白さと

それだけではない

マコトやキングの掛け合いの面白さや

弱者に対する優しい視線というというか

浪花節的な人情噺や

緊張の事件解決シーンだのが

あったりして

これがシリーズ共通の面白さだと

思います。

 

見た映画

「ザ・コントラクター」

品川のシネコンで見ました。

アクション映画ということしかしらず

見たのですが

見てみると単純なアクション映画でもなく

主人公の内面や家族、

状況などが多く描かれていて

単純なアクションバトルものを期待していたので

ちょっと期待外れでした。

シニア割はお得だなと改めて思いました。

自分的にハズレ映画でも

ダメージが少ないです。

コントラクターとは

請負業者という意味らしいです。

主人公が特殊部隊辞めさせられて

民間の軍事会社(武力の請負業者)

に入ったところから

つけられたタイトルかなと思いました。

こういった内容なら

テレビシリーズ等でじっくりやった方がよいように思いました。

 

見た映画

「ONE PIECE FILM RED」

今更という気もしますが

興行収入170億超えとか

映画のランキングがずっと1位だったので

ちょうど映画クーポンもらって

千円で見れるということで時間もあったので

見に行きました。

ワンピース映画を映画館で見るのは初めてでした。

テレビでたまに見るのは

いつもワンパターンで

本来のストーリーに影響与えないような

特別な強力な実の能力者が現れて

戦って倒してめでたしめでたし

というのがあって

まあシリーズものが続いている話の

映画版の常道でしかたない部分もあるのですが

もうすぐ公開だと転スラとかもそんな感じっぽいし

ただAdoの音楽がよいとか

MVぽいとか聞いていたので

はずれ覚悟で見に行きましたが

思ったより面白かったです。

最初やはり歌のシーンが良くて

ミクさんのマジカルミライも

ライブ形式もよいけど

この映画のように

映画でやると全く新しい演出とかできるし

ぜひマジカルミライ映画版を作成してほしいと

思いました。

それはマクロスの映画でもコンサートや

楽曲シーンが素晴らしいのがあったので

ぜひ実現してほしいです。

今回も楽曲シーンのよさがありました。

ストーリーもシャンクス出てくるし

らしくない感傷的な終わり方で

バトルも単なる力業の応酬だけでもなく

私はワンピースのアニメは見ないですが

マンガの方は一応最新刊の103巻まで読んでいますので

エンドロールに色々なエピソードに出てきた

登場人物のその後らしき映像があって

全部はわかりませんが

見たことある登場人物もいて

それもよかったです。

プログラム買って

入場特典も3回分ぐらいもらったので

よかったです。

 

読んだ本

「朽ちゆく庭」伊岡瞬

家族のだれもが秘密と何か問題を抱えている

夫婦、一人息子の3人家族が

郊外に中古の一軒家を買って

心機一転を図ろうしたが

それぞれに悪い方向に問題が

発展していき・・・

といったストーリーで

ちょっとイヤミスっぽい

そこまでイヤ感はないですが

読んでいて暗いイメージの話でした。

本格ミステリーではなく

話や事件の流れを追って読んでいくだけでよいので

読み始めるとわりとすいすい読めて

興味もつないでいくのですが

特に考えさせられるとかはなく

浅はかな登場人物たち(作者の創造ですが)

が事件に巻き込まれ

深みにはまって

窮地に陥っていくさまを

描いた本でした。

上手な役者さんとかなら

テレビの2時間ドラマぐらいの原作としては

よいかもと思いました。

最近テレビの2時間ぐらいのサスペンスドラマって

なくなったなあと思いました。

たまにNHKで連続ものでやるぐらいのイメージです。

 

さて10月がやっと終わりました。

10月はやっと仕事の区切りがつき

引き継ぎや送別会開いていただいたり

なんとなく忙しいし

心落ち着かない日もありましたが

なんとか終わりました。

できればこの冬に向かい

だんだん寒くなっていくし

暗くなるのも早くなっていくこの時期ではなく

春ぐらいに辞めたかったな

という気持ちはあります。

今までお世話になった皆さん

ありがとうございました。