気がつくと3月です。

私は誕生月でもあります。

少し暖かくなってきました。

コロナは相変わらずで

もうそんなに大したことないのに

ニュースは多く

嫌になってしまいます。

私は月一出勤です。

ニュースといえば

ここのところはロシアのウクライナ侵攻が

大変で

心痛めています。

 

読んだ本

「花束は毒」織守きょうや

たぶん何かで紹介されてるの見て

図書館に予約したと思うのですが

何で紹介されていたのか

おぼえていません。

読みやすかったです。

本の装丁というか

表紙がなんかよくて予約してしまったのだと思います。

内容は

結婚をやめろと脅迫された元医大生が

主人公が追及しようとするのに

なぜか乗り気でないという

ミステリーで

暇つぶし的には良いと思います。

心揺さぶられたりはしませんでした。

タイトルは思わせぶりでよいですが

そのタイトルに見合う部分があるのか読んでいたのですが

特にありませんでした。

ラストの終わり方は

選択を

読者に突き付けてきて

それなりに印象的でした。

 

見た映画

「THE BATMAN」

ちょっとネタバレあります。

日比谷のTOHOシネマで見ました。

相変わらずロケーションがよく

つくりも立派な映画館です。

映画は面白かったけど長かった・・

ほぼ3時間あって、

お尻痛くなって、

ちょっとずつ座る位置を変えながら見てました。

内容はなた新たなバットマンで

新しい俳優さんで

物語世界も

バットマンになって2年ぐらいの話だそうで

敵はなぞなぞ大好きのリドラーです。

スマートな戦いではなく

肉弾戦のバットマンで

今まで何本か見たバットマン映画とも

違う雰囲気で面白かったです。

キャットウーマンがエロくてカッコよくてよかったです。

バイクに乗るシーンが多いのも良かったです。

バットカーも出ました。

ラストが大きなクライマックスがあって

それがどかんと解決してスパッと終わる

という感じではなく

これでもかこれでもかという

エピソードが続き

疲れましたが

たぶんこの俳優さんで

新たにシリーズ進んでいくんだろうなと

思いました。

最後に留置場でリドラーに話しかけた囚人は

ジョーカーだったのでしょうか。

その他これからの展開も楽しみですが

この作品自体も

バットマンの復讐に変わる目的の目覚めとか

描いていて

長さも含め

見ごたえがありました。

 

読んだ本

「三体Ⅲ 死神永生 上」劉慈欣

三体の3作目の上巻です。

面白かったです。

色んな展開があって

ここで終わってもよいぐらいにも思いましたが

いくつかの謎と

決着がついていないことが

あることはありますが

読み応えがあって

地球と三体世界との関係はいったん

決着ついて離れた気もするのですが

下巻の展開が楽しみです。

本格SF的な読み味で

良かったです。

 

「ブレードランナー2049」

ブレードランナーは2019年が舞台だったそうです。

その2019年にBSで放送されたのを

録画していたのを

やっと見ました。

というか映画館では公開のときに見ていたので

見直しです。

前作の30年後のタイトルです。

前作は

いつ最初にみたのか判然としないのですが

私にとっては非常に衝撃的で

魅力に富み

SF好きだった私に

初めて近未来の地球世界観の一つの形を

具体的に描写した映画でした。それまで

未来は科学が進み

人類も進化した

楽観的な未来を

漠然と想像していたのですが

もちろん

ディックの作品も読んでいたし

そうでない

デストピア的な未来のSFも読んでいましたが

具体的な映像で

現在の延長線上にもあるかのような

未来世界は

サイバーパンクとそのジャンルの小説とともに

暗鬱で希望にあふれるわけでもなく

未来でありながら

現実が続いていくような描写に惹かれ

魅力的でした。

そうした前作の革新性、衝撃に比べれば

今作はよくできた続編であり

前作の設定を踏襲し世界観も受け継ぎ

ストーリーもそれなりに面白いのですが

やはり前作のインパクトが強いので

それに比べれば

やはりよくできた続編という感想の域を出ないというか

続編を待ち望んではいたのですが

私にとっては

よく頑張りました。

という評価です。

余談というか

ブログに余談もくそもなく

ほぼ余談なのですが

前作は

VHSビデオ(死語?)のデッキが出はじめでデッキを買ったときに

最初に買った映画がスティングとブレードランナーでした。

 

見た映画

「イエスタディ」

録画して見ました。

ちょうどケーブルで放送してくれてよかったです。

2019年の映画ですが

とても見たかったのです。

ストーリーの概略を簡単にいうと

突然ビートルズが存在しなかった世界に行ってしまった

売れないミュージシャンが

自分の記憶にあるビートルズの歌を発表して

大スターになっていくという話なのですが

この紹介を公開当時の王様のブランチで見て、

かわぐちかいじが作画した

僕はビートルズという漫画を思い出しました。

パクリじゃん!!と思って

ちょっと熱くなった記憶があり

見てみたかったのでした。

見る前に色々検索してみると

イエスタディが日本の漫画のパクリでないか疑惑は

他にも思った人がいたようで

いろいろ論じられていました。

私はかわぐちかいじの漫画も好きで

連載当時からモーニングで

楽しみに読んでいたので

パクリかどうかはともかく

似たような設定で世界に発表してしまった

この作品を

ちょっと嫌う感じもありました。

というかその前の前提で

私はビートルズのシングルで

洋楽聞き始め

英会話学習用と偽って

買ってもらった

カセットテープレコーダーで

友達のお兄ちゃんのレコードから

録音させてもらって

繰り返し聞いていたのが

ヘルプとゲットバックでした。

そういった逆トラウマ的な

(そんな言葉ないですが)

私の洋楽を聴くルーツがビートルズです。

その曲を

新曲としてきけるなんていうのは

とんでもない興奮物の幸運なのです。

それを知ってる曲ながら

追体験ではないですが

映画を通して体験してるかのような

感覚は

ちょっと興奮しました。

「何この曲すごいいいじゃん!

誰の曲だよ」的な感覚です。

そういったのは

そういえば

「ボヘミアンラプソディー」でもありましたので

ある意味同類の映画なのかもしれません。

「イエスタディ」はビートルズの記憶が消えてしまった世界という設定なので

(グーグルで検索しても検索しても昆虫しか出てこないという

映画の中で表現がありました)

ファンタジー映画ですが。

まあそういった部分で

かわぐちかいじの漫画も好きだったのですが

こちらの映画も

もう公開して3年なのでネタバレも良いと思いますが

元の世界に戻ることなく

ジョンレノンは生きていて

全然別な生活しており

そういった部分も映画としてはよかったし

あくまでファンタジーとして

ビートルズのすばらしい音楽を

その恩恵を知らない世界に残して

ハッピーエンドという終わり方も

悪くはなかったです。

 

でもまた余談ですが

最近感じるのは音楽の

とんでもない無力さです。

戦争おきて

コロナ流行って

地震が起きて

というニュースばかり見ていると

音楽ってホントなんにも役に立たないな

現実の力として全く無力だなと思いました。

たまに避難所でピアノ弾く人の

映像出るぐらいです。

水や食料や必要な物品にくらべ

一つも役に立ってないなあと愕然としました。

最近上記のような

戦争疫病天災のニュースばかりで

在宅の時間長いので

テレビ見る時間も増えてニュースとか見てると

ホントにそう思うし

自分もほとんど音楽聞いてません。

ノーライフノーミュージックは

全く当てはまりません。

それでも

その場その瞬間の人の感覚に訴える力は

あるけど

それだけですね。

何なのでしょう。

マクロスみたいに歌をうたうだけで

プロトカルチャーとか言って

敵が皆して戦意喪失心身喪失して混乱してくれたりすると

役に立つんだーと思えるのですが

そんなことはできないのでしょうかね。

できませんね。

 

読んだ本

「吉祥寺ドリーミン」山田詠美

女性セブンに連載していたらしい

山田詠美のエッセーです。

副題に「てくてく散歩・おずおずコロナ」とあるように

2018年8月から2021年6月までの

連載をまとめたもので

現在に近いコロナが流行ってる時の

内容なので

より題材が身近に感じられ

面白かったです。

しかし今はコロナは落ち着きつつありますが

ウクライナで戦争始まって

また大変な時代になってしまいました。

 

見た映画

「ゴジラ×メカゴジラ」

ケーブルテレビで放送されていたのを

録画して見ました。

私はゴジラシリーズは

ゴジラ対ビオランテからは

シンゴジラまで見てなかったので

この作品は初めて見ました。

釈由美子がゴジラシリーズに出ているというのは

知っていたのですが

この作品だったようです。

機龍(メカゴジラ)の操縦者の

自衛隊員という役でした。

最初ほとんどしゃべらなかったので

演技できないのをカバーするために

話さないのかと思っていましたが

話し出してみると普通でした。

世界線が

最初のゴジラとモスラしか

(あとサンダとガイラ)

出現していない世界線で

他のシリーズとはまた別な世界のようです。

それなりには

おもしろかったです。

 

3月も終わります。

私も誕生日を迎えてついに還暦となってしまいました。

自分で信じられません。