2月になりました。

寒いです。

個人的にはここ数年は

2月はあまりいいことがなく

ちょっと憂鬱な気にもなりますが

今年は別にいいことなくてもよいですが

悪いこと起きない

平穏な日々が過ごせればよいなあと思います。

 

読んだ本

「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこ

図書館で予約してから

だいぶ待ってやっと順番回ってきて

読みました。

面白かったです。

読みやすくすいすい読めて

ああ面白かったよかった。

と読み終えられるのはさすがベストセラー本です。

ちょうどこの前に読んだ本が

私的には読み進みずらく

なかなかページが進まなかったので

余計そう感じました。

内容は

血がつながったりつながらなかったりする

5人の母父に育てられた

女の子が結婚するまでの話なのですが

実際にはなかなかありえない設定かもしれないですが

特に大きな事件が起こるでもなく

まあ親が変わるのは大事件かもしれませんが

そんなに大騒ぎせず

日常生活をつづっていって

友達とケンカした、

彼氏ができた、

親子喧嘩したとか

普通の毎日を読んでいって

最後に本のタイトルである言葉に

たどり着いて

ほのぼのしました。

よかったです。

 

「キングコング対ゴジラ」

去年の年末にハリウッド版のコングvsゴジラが公開されてたのに

合わせて昔の日本映画版の

映画をケーブル映画チャンネルで放送されたのを

録画してたのを見ました。

私が生まれた年の公開で

だいぶ古い映画なのですが

それなりに面白くは見れました。

特撮は主にミニチュアセットの特撮なのですが

懐かしく見れました。

ボンドガールになった浜美枝とかが出ていました。

てっきりハリウッド版のパチものだと思っていたのですが

ちゃんと権利を分け合った

正式版だとあとでネット検索して知りました。

そういえばコングが美女の浜美枝を捉えて国会議事堂を占拠したり

ハリウッド版に寄せてる描写もありました。

ゴジラとの決着はつかなかったでしたが

それなりには楽しめました。

 

そういえば北京で冬季五輪やってました。

テレビもそれの放送が多く

つまらないので

録画消化がすすみます。

 

「仁義なき戦い 頂上作戦」

シリーズ4作目です。

ちょっと調べたところによると

最初のシリーズは全5作ということで

だいぶ最後に近づいています。

この作品で菅原文太演じる主人公の広能昌三は

逮捕され刑務所に入ってしまうので

5作目がどうなるか心配です。

この作品も

最初のころは若者、無法者たちの

エネルギーがほとばしり暴走して

勢いがあったのですが

4作目ともなると

抗争もいろいろややこしくなり

敵味方も入り乱れ

実話ベースの話なので

その頃から新聞や警察も

暴力団に厳しくなり

一筋縄のケンカや殺し合い

からまた変わってきた

流れの歴史を映画化したパートなので

ちょっと映画としてのパワーは

落ちてきた感も少しありました。

菅原文太、小林旭はカッコいいです。

そういえば大学時代に

小林旭を意識したような

メガネ、ファッションの人いたなあ

と久しぶりに思い出しました。

映画のタイトルの頂上作戦も

警察の取り締まりの言葉からか

と思いました。

とりあえず5作目まで見ようと思います。

 

読んだ本

「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」ブレディみかこ

著者は英国在住のかたで

現地でアイルランド人と結婚して

息子を育てている方で

とはいえそんなお金持ちではなく

旦那はトラック運転手で

著者は保育士としてイギリスで働いていて

ライターもやっているという方で

イギリスの息子の学校生活と

自分の身の回りの話を書きながら

格差社会のなかを

どう学校生活を送り

何を感じているかみたいな話で

とてもおもしろかったです。

今の社会の貧富の差からの

社会の分断が子供たちの格差となって

学校生活にどう影響しているかとか

日本人とアイルランド人の間の子供の

アイデンテティを子供がどう感じてるか

学校や社会でどう見られてるか

日本に帰省した時

どう見られてるか

どう感じているのかとか

色々な今の社会問題が

見えてきて

普段自分ではリアルに感じられない

(特にコロナで外出自粛で在宅勤務でとりわけ

外の空気が感じられる機会が少ない今)

問題が感じられて

おもしろかったです。

 

「ハーレクインの華麗なる覚醒」

スーサイドスクワッドに登場した

ハーレクインがメインの映画です。

相変わらずおバカで可愛くて

性質が悪くてセクシーなハーレクインの映画で

それなりに楽しめましたが

ちょっと悪趣味な描写もあり

まあそういう話なので

仕方ないですが

特に感動的でもなく

スカッとするわけでもなく

端的に言うとワルとワルの戦いで

まあハーレクインが可愛いから

許される的な映画でした。

 

読んだ本

「高齢初犯」あなたが突然、犯罪者になる日

連休の暇つぶしで

週刊誌的な本ないか新書本を図書館で探して

読みました。

著者がNNNドキュメント取材班となっていて

日テレのドキュメンタリーで作成した番組の

書籍版のようでした。

日本では高齢者の犯罪増えていて

高齢者が増えているが

その割合を超えて高齢者の犯罪が増えているそうです。

ついでに言うなら

高齢者犯罪の女性8割、男性5割が万引き窃盗だそうです。

どうしてかということで

色々書いてありました。

格差社会とかつながりがなくなっている孤立化とかの原因と

自分がならないための対策とかもありました。

他山の石として気を付けたいと思います。

 

「仁義なき戦い 完結篇」

やっとシリーズ最後まで見ました。

主人公の世代交代的な話で

終わって、

最初の二作が一番エネルギー感じましたが

通して見ると

主人公の若さのエネルギーの爆発から

社会の変化とともに

物語が進んでいき

世の中の変化とともに

世代交代が進むのが

一つの作品として面白かったです。

前作で死んだ役者とかが

別な役でどんどん出てきたので

その辺が

良くもあり話がこんがらがるところでもありました。

かねてから見ようと思っていた

シリーズやっと見れて

よかったです。

これ見て

昔広島弁とかの話し方マネする人

多かったですが

確かにかっこよく見えて聞こえて

よくわかりました。

 

読んだ本

「ドライブインまほろば」遠田潤子

日刊ゲンダイの書評で見て

おもしろそうだったので

読みました。

義父に虐待受けていた小学生の子供が

義父を殺して

妹を連れて逃げ込んだのが

全くの他人ですが

さびれたドライブインを一人で

営業している

一人娘を亡くした母親で

殺された義父の双子の兄が

それを追いかけてという話で

最初読み始めは

暗い環境の人間ばかりで

ちょっとげんなりしてたのですが

登場人物のエピソードが少しずつ語られ

最後には皆それぞれの

未来の方向に

進んでいく話で

よかったです。

会話が全部関西弁で書かれているのが

おもしろかったです。

 

見た映画

「太平洋奇跡の作戦 キスカ」

1965年三船敏郎主演の白黒映画です。

太平洋戦争のキスカ島の

脱出作戦を描いた映画です。

自分の祖父が

キスカ島から脱出したという話を

昔聞いたことあったので

見てみました。

円谷英二が特撮監督で

ウルトラマンとかに出ていた俳優さんも

何人か出ていて

そこも楽しめました。

戦争映画といっても

撤退作戦の話なので

ほぼ戦闘シーンはなく

それはそれで

血生臭いシーンがなく

見やすかったです。

 

見た映画

「スティング」

ポールニューマン、ロバートレッドフォードの映画です。

小さいころ

劇場で見て感動して

今でも映画ポスター持ってます。

当時は部屋にずっと貼ってました。

「いっちょカモろうぜ兄弟」

というセリフが大好きでした。

録画したのを見ました。

VHSビデオでも持っていたのですが

今やなかなか再生する機会もなく

ケーブルで放送して、

久々に見れてやっぱり面白く

良かったです。

基本的には詐欺師の話なのですが

相手は残酷なギャングの大ボスだし

当時としては

張り巡らされた騙しに

すっかり騙され楽しみました。

 

2月終わりました。

自分的には何事もなく平穏に終わってよかったです。

世界的にはロシアがウクライナに侵攻して

えらいことです。

2月はやっぱり短く

気がつくと3月になっていた感じでした。