読んだ本

「スマホ脳」アンデシュ・ハンセン

昨年の12月

新宿御苑に行った時

久々に新宿の

紀伊國屋書店にも行って

そのとき平積みになっていた

この新書本を買いました。

帯に

「世界的ベストセラー上陸!」と書いてあり

「スティーブ・ジョブズはわが子になぜIPADを触らせなかったのか?」

とも書いてあり

著者はスウェーデンの精神科医で

主にスマホやSNSを批判しているような内容なのですが

スマホやSNSを使用しすぎると

集中力が落ち、学習能力が下がり

うつになりやすくなり、幸せを感じにくくなるという

みもふたもないことが書いてあります。

ただ

どちらかというと批判というよりは

もともと人間の脳は

現代社会に適応するようにできていない。

いまだ20万年間続いてきた、

狩猟、採取生活に適応してきた

構造なので、

そうした脳の構造をスマホ、SNSに利用されている。

というのが主張なようで

内容的には

スマホ、SNSは子供には使わせない。

または使用時間を制限する。

なにかに集中しなければならないときは

スマホは身近に置かない。

とか

わりと常識的なハウトーが書かれています。

意外と内容浅く感じました。

スマホやSNSについて

深く考察したり、研究したりはせず

人間の脳は現代社会に適応していない

という

自分の主張に合わせたような

調査結果を何度も同じような内容で

繰り返してるだけな感じです。

 

スマホは人間をバカにするという主張は

私も同意するのですが

一億総白痴化の社会で

電車とか乗ってると

7~8割がスマホいじっている

日本社会で

前に読んだ「ビートレス」では

人間と道具の未来について

語られていたのですが

人間は道具と合わせて人間であり

スマホと合わせて一つの個体と考えれば

スマホ取り上げたらただのアホな人間でも

スマホ込みでやっと一人前なのかな

と考えることもできるのかなと

思ったりもします。

でもパソコンも機能的には似たようなものだし

それを

携帯できるかできないかの違いで、

道具を使用する以上、

その分の人間の力は衰え

交通機関が発達すれば

人間の歩く力や持久力は衰えますが

それを退化とはあまり言わないし

結局は程度問題なのかなという気もします。

道具が進歩すればするほど

人間の機能が道具に移管していく。

そういった人間とテクノロジーの共生

未来の人間社会といった視点も

欲しかったと思いました。

 

見た映画

「鍵泥棒のメソッド」

ケーブルでやってたのを録画したのを

見たのですが

絶対前に見たことある映画でした。

途中で気が付いたのですが

展開、ラストが思い出せず

最後まで見てしまいました。

堺雅人と香川照之が

半沢直樹の前に共演してます。

2回目でしたが

最後まで面白く見れましたが

最後までラストシーンが思いだせず、

終わってみたら

少しインパクトのない

ラストだったのだなと思いました。

それでも

だれも不幸にならず

面白く見れる

映画でよかったです。

 

見たテレビ

正月にTBSで一挙放送してたのを

ついつい見始めてしまい、

途中で録画に切り替えたのを

やっと8時間以上かけて見れました。

「MIU404」

綾野剛と星野源の

刑事バディものです。

こういった人間の悪意をテーマかモチーフにした作品は

古いですが

「羊たちの沈黙」で私は初めて知り

その後「セブン」では戦慄して、

日本のドラマでは

「沙粧妙子最後の事件」などで

感銘を受けてたのですが

プロファイリングなどという言葉も

その頃出はじめ

当時は

しゃらくさいと思ってたのですが

ドラマは面白かったです。

その系譜のしっぽにあたるのでしょうか。

思ったより

うまく軟着陸していて

やっぱりしゃらくさかったです。

うまくまとまりすぎな気もしまして

やはり最初のインパクトの方が強く

頑張って見たのではあるのですけども

ちょっといまいちでした。

別に

セブンや沙粧や羊たちの沈黙のような

絶望的だったり

やるせないというか

バッドエンド的な終わりを期待してたわけでもないですが

それを超えるもの

匹敵するものでもなかったです。

テーマ曲の米津玄師の曲は

どこかできいたこともあり

よかったです。

 

見た映画

「るろうに剣心」

ケーブルでシリーズ劇場版3作一挙放送

があって録画しました。

最初の一作見ました。

敵ボス役は香川照之が演じていて

いろんな作品で頑張ってるなあ

と感心しました。

剣客のラスボスは吉川晃司が演じていて

大昔読んだ漫画では

中ボス的な強さだったような

気がしましたが

そこそこ頑張ってました。

見てみてると

確か前に見た記憶があって

漫画の実写化映画にしては

原作のキャラクターの

イメージ壊さず

剣心役の佐藤健も

頑張ってるし

殺陣のシーンも

結構迫力あって

そこそこよかったです。

 

見た映画

「スパイダーマン。スパイダーバース」

アニメのスパイダーマンで

それほど期待せず

ケーブルでたまたまやっていて

途中から見たのですが

面白かったです。

最後まで見てしまいました。

日本語しゃべる女の子キャラが

よかったです。

その他も

実写版スパイダーマンも

そこそこ見てる私ですが

それに匹敵するか

それ以上の面白さでした。

今度放送されたら

頭の部分も見てみたいです。

 

1月も今日で終わりです。

早くコロナ収束してほしいです。

何ということもなく2021年、令和3年も

始まりました。

いつも以上に

何ということもなかったでした。

お歳暮にもらった冷凍養殖フグを

鍋にして食べれたのは進歩でした。

一回目は大失敗して

残飯を作ってしまい。

ネット見て作った2回目は

そこそこおいしかったです。

少し自炊やってみようかと

思いました。

1月はそんなとこですかね。

そういえばシンエヴァンゲリオンの公開が

また延期になりました。

ホントやになります

もったいばっかりつけて

うんざりです。

普通に公開すればよいのに

アホです。

どうせ鬼滅の刃とかに勝てるわけないし

このコロナの中

映画ぐらいは普通に楽しみたかったでした。